248 神の子の成長は本当に早いと実感する
俺達を
「お父ちゃん」
「お母ちゃん」
と息子と娘が呼ぶようになって早二週間が経つ。
まだまだ歩くとふらっと二人ともするのだがそれでも踏ん張っている姿を見ると親としては嬉しくなるものである。
前よりも二人とも喋れるようになり言葉も前よりもしっかりとしてきた。
ソファで寛ぐ。
息子と娘は俺とリッカに頭を撫でて貰えてご機嫌である。
今日は、昼間にテレビを見ながら
チャリオットの作ったお菓子を食べている。
メセタがやってきて
「それ美味しそうですね!わたしも食べたいです」
と言っていたので
チャリオットにお願いすると
「はい!いいですよ女神様」
と言って作り始める。
メセタに
「良かったね」
とメセタの頭を撫でる。
するとメセタは目を細めて尻尾をふりふり高速に振るう。
ミルドレシアもやってきたのでチャリオットに追加のお菓子もお願いした。
少しして
チャリオットがメセタのお菓子とミルドレシアのお菓子をそれぞれ違うお皿に盛り付けて用意してくれた。
二人は、チャリオットにお礼をいうと
お皿のお菓子を食べる。
美味しいので
二人とも
「「美味しい」」
といった。
夜ご飯は
俺とチャリオット、リッカで今回は作ることにした。
ユーミルと子供達は
息子と娘の遊び相手になっている。
エリクスは今日と明日は実家に帰っているので居ないのである。
俺が
『たまには実家に顔をだするのもいいかもしれないよ』
と言ったので
昨日、連絡して今日の朝の朝食後に準備して出掛けていったのである。
今日と明日はエリクスは居ないが
寂しくはない。
エリクスも家族だが
俺は皆家族と思って接している。
『家族は近くにいなくても繋がっている』
と俺は思っている。
風呂に入り終わり
テレビをつけ
夜のおつまみを皆で食べながら本日のテレビを閲覧する。
そして、各々部屋に戻り
今日も1日が終わりを迎える。
また、明日から
新しい1日の1ページが更新される。
さあ、明日も頑張るぞ。