247 日曜日、商品受け渡し
今日は日曜日。
毎週の商品受け渡しの日である。
朝から準備に忙しくしている。
朝食を食べ終えた俺達は商品の準備行う。
これはあっちこれはここという感じにやっていく。
そうしていると
ガドガドという魔導式蒸気機関の音がする。
クリプト商会の紋入り魔導式蒸気機関である。
家の庭に停めてもらい商品コンテナを交換する作業を開始する。
コンテナの交換作業が終わる頃に俺は簡易テーブルを広げジュースと軽い食べ物を用意して会長達と会話する。
家の中に入ってもらいライトとユミナとの接してもらう。
ちょうどライトが掴まり立ちを練習している光景を会長とクラウドお義父さんが見ていて
「なーんてかわいいんだ」
にへらとしている。
やはり自分の孫なので孫可愛さは最強なのかもしれない。
会長も俺の親なので
嬉しい気持ちになる。
義理でも親なのは変わらないのである。
いつまでも健康でいて欲しいと俺は願う。
会長達が帰った後
俺はリッカと一緒に育児をする。
エリクスも手伝ってくれた。
そうしてるとチャリオットがおやつにクッキーを作って持ってきてくれた。
(チャリオットって元が魔獣だって気づかないくらいに色々なことが出きるよな)
クッキーを食べながら育児に励む。
その日の夜は俺は、メセタ、ミルドレシア、エリクスと一緒に寝ることに。
エリクスは俺を本当の兄のように慕ってくれている。
エリクスの背中をメセタ達にしてるのと同じように撫でてあげるとすやすやと寝てしまう。
メセタの頭を撫でて
ミルドレシアの頭も撫でる。
そして皆寝る。
俺はこの生活がずっと続いていければいいなと思う。
そしてまた月曜日の朝がやってくるのである。
それから日は流れ
子供達は人間でいう五歳くらいにまで成長する。
約3ヶ月が過ぎたのである。
もう子供達は歩けるし喋るようにもなった。
それからメセタの尻尾を掴んで引っ張っていたユミナが尻尾を引っ張らなくなった。
メセタを父親と認識したのか
「お父ちゃん」
とユミナは呼ぶようになる。
ミルドレシアを
「お兄ちゃん」
と呼んでいる。
ライトは俺を父親と認識しているので
「お父ちゃん」
と呼んでいる。
リッカは
「お母ちゃん」
と呼んでいる。
子供達の成長日記はまだまだ続きます。