245 メセタの興奮と鎮静、朝食と収穫
月曜日の夜中
メセタが唸り声をあげる。
「うおぁぁ」
ミルドレシアはこの唸り声にビックリする。
「メセタ?大丈夫か」
とメセタの背中を撫でる。
「ううぅ」
と興奮している。
尻尾はびくりびくりとしていている。
これは毎月のアレなのかもしれない。
魔力が高まるアレ。
小さい子供をあやす様に俺はメセタを抱き寄せて
背中と頭を撫でてやる。
メセタは俺の首筋を舐めてくる。
擽ったさに少し声が漏れる。
(これもメセタの興奮が少しでも治まるならいい)
とメセタの背中を優しく撫でてやる。
「うぅ……あおーん……我が君ぃ……したいですぅ」
分かってはいるけど……いまはする時ではない。
また俺が妊娠してしまうからというのもあるからである。
なので俺はメセタに
「足を掴んで腰を振るなら許す」
と言って
俺はズボンにしがみついて腰を振るようにメセタに言う。
メセタは俺の言う通りにする。
暫くこの行為を行い
メセタの興奮が治まるまで実行する。
しばらくして大人しくなるメセタ。
「もう?大丈夫?」
と聞くとメセタは
「はい……もう落ち着きました……ありがとうございます」
ミルドレシアも安心したのか
心地よい寝息を立てる。
メセタはミルドレシアの顔をぺろぺろと舐めて
「ミルドレシアもすみませんでしたね」
と言っていた。
そして月曜日の朝を迎える。
朝起きて
俺はエリクスとチャリオットと一緒に
朝食を作る。
本日は
トースト、サラダ、スープというシンプル朝食である。
そした食べ終わり
後片付けをして
リッカにライトとユミナを任せて
収穫をする為に
裏庭に向かう。
エリクスは朝食後に冒険者ギルドに向かった為
チャリオットと一緒に
裏庭の収穫を行う。
リッカは家で
麦茶作りと簡単なおやつを作っていた。
俺達が裏庭の収穫から戻ってくると甘いいい匂いがするので
リビングダイニングに行く。
リッカがクッキーを机の上に用意してくれていた。
麦茶と一緒にクッキーを食べる。
(リッカもだんだんとお料理覚えていってくれているな)
と思った。