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239 それから1週間後エリクスと、一緒に冒険者ギルドに行く

育児奮闘中の最中

1週間後

エリクスが冒険者ギルドにギルド証明証の再発行をしに行くと言うので俺も同行することにする。

息子と娘はチャリオット、リッカにちょっと任せてしまっているが……大丈夫かな。

俺はエリクス、メセタと一緒に行くことにした。

シュメールに行くのは妊娠前だから結構前だな。


シュメール織りを買いに行ったきりだったと思う。

街に到着したので

冒険者ギルドに行く。

メセタ同伴でもいいのかを確認したら大丈夫ですとの事だった為

俺はメセタと一緒に冒険者ギルドに入る。

「いらっしゃいませ!冒険者ギルドにようこそ!

あ!エリクス久しぶり!今日は?」

「あの子は?」

「受付のミリアです」

ふーん……。

ミリアちゃんか。

メセタがジト目してる。

「おいおいメセタ……俺が鼻の下伸びてるとか言いたいのか?」

メセタは横を向き

「そんな事ありませーん」

という。

(思ってはいるみたいだな)


俺はメセタの所に行って一緒にソファで座ると寄せて背中と頭を撫でる。

「お前とは一応は夫婦なんだからさ……拗ねるなよ」

リッカとも夫婦だけどね。

俺のこの行動にメセタは顔を手で覆いながら

「恥ずかしゅうございます!」

と言ってる。

俺達のこの行動を尻目にエリクスは

「あっちはいいんで……再発行の手続きお願いします」

ミリアちゃんはエリクスの言葉に苦笑いすると

「はい。分かりました!では、この用紙に記入事項書いて下さいね」

「了解」


用紙を書き終わりエリクスがミリアちゃんに用紙を渡す。

「はい。不備は特にはないみたいですね……それと……なんか雰囲気変わったエリクス?」

「ん?そうかな……あ、兄貴と暮らしているからかな」

「え?アルドさんと」

「アル兄ちゃんじゃなくてあそこにいる人の事……俺はあの人と一緒に暮らしてるから」

「そうなの?あの人ってそんなにいい感じの人なの?」


「あの人と暮らしてるから今の俺がある言えるし……あの人に俺迷惑かけたし……その詫びとか……それと恩とかもあるし……これからギルドで働きながらそれを返していこうかなって思ってる」

と、言うとミリアちゃんが

「そんなすごい人なんだね……名前は?」

「『』さん」

「ふーん……『』さんねぇ……特にはギルドとかに登録とかはしないのかな?」

「しないと思うよ」

とエリクスは言ってる。


「エリクス!ギルド証明証出来上がったよ。今度は剥奪されないようにね」

「う!……分かったよ」


ギルドでの用事が終わり

俺、エリクス、メセタは少しお腹が空いていたので

前に立ち寄った

マル牛の串焼きを三本ずつ買って

ベンチに腰掛けて

食べてから帰路へと着く。

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