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23 アイスクリームを作ろう

夕飯のあと少し物足りない感じになりそうって事あるから

卵有るし

そうだ。

卵と砂糖だけの

アイスクリームを作ればいいんだ。

これはマヨネーズ作りの合間時間に作っていた

これは、卵と砂糖だけのアイスクリーム作りを行っていた別枠のサイドストーリーです。


マヨネーズ作りとは別に

卵を白身と黄身に分ける作業を行う。

それから白身を電動泡立て器を使い泡立てていく。

(グラニュー糖!!容器有り!)

ぽんっ

テーブルの上に容器に入ったグラニュー糖が出てくる。


それを大さじ1をまず入れ

更に撹拌させていく。

メレンゲだったら軽く角が経つ程度の泡立てでいいのだが

今回はアイスクリームを作る訳なので更にきめ細かく滑らかなクリームに近いメレンゲにしないとならないのだ。


しばらく電動泡立て器で撹拌させていくとだんだんときめ細かくなっていく。


これくらいで白身はいい。

次は黄身も同じように撹拌させていく。

こちらもなるべくきめ細かくなるまで撹拌させて行くのがコツである。

最後に

この2つのメレンゲを合わせて

再度の撹拌を行い

スプーンで味を確認して大丈夫なら

冷凍庫に1時間から2時間ほど入れておくことで

まるで乳製品のクリームを使ったかの様な味わいのアイスクリームが完成するのだ。


夕飯を終え

少ししたくらい

メセタは

「なんか口寂しい感じしますな」

「デザート的なものが欲しい感じかな?」

「流石我が君!分かっていらっしゃる」

「そろそろかな」

「何がですか?」

と冷凍庫へ向かう。

「特別に甘くて美味しいデザートを用意しようではないか」

尻尾を高速に振るう高速狼。


冷凍庫を開け

状態を確認する。

(よしいけるね)

(アイスクリーム用盛り付け容器!)

ぽんっ

テーブルの上に洒落たプラスチックのアイスクリーム用盛り付け容器が出てくる。

なんでガラスでは無いかって

万が一落ちて破片がメセタに刺さったらどうするんだ。


メセタ用のは広めの深め皿。

(アイスクリーム用金属製スプーン)

ぽんっ

アイスクリーム用盛り付け容器に括れのある金属製スプーンが出てくる。

アイスクリームを盛り付けて

メセタの前に置く。

「これはなんですか?」

「アイスクリームだよ」

「頂いても?」

「はい。あーんして」

口を開けるので最初はスプーンに掬って食べさせてあげる。

ピキーン

「こ、こ、これはなんと冷たくてそしてなんと甘くて美味しいのだ。この味わいは牛乳使っているのですね」

「いや?卵だけだよ」

ズガーンビカビカという表現がきっと今のメセタには丁度いいのかもしれない。それくらいの衝撃だったのかもしれない。


「卵だけでこの味わいとは……なんという事だ」

「卵の白身をクリームくらいにまで撹拌するとねまるで牛乳使ったのような感じにクリーミーな感じになるんだよ」

メセタは目をキラキラさせて

「我が君は最高の逸材である!わたし感激」

アイスクリームは大成功だったようだ。


作者より

このアイスクリームレシピは実際にあるレシピを参考にしています。

実際のレシピでは塩も使って味を引き締めますが入れる量はちょんとスプーンに引っかかる程度です。

それくらいにしないとしょっぱい感じになってしまいます。

今回メインはメセタなので使いませんでした。

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