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217 土曜日の定番2時間推理ドラマ

今日は土曜日

そして今日はいつもの定番

2時間推理ドラマを観ることにある。

朝から皆ワクワクしながら

畑仕事したりおやつを作って食べたりしていた。

そしてチャリオットはまたまた

新しいダンスを日や練習したりするのである。

執事服着たイケメン

(中身は魔獣で国の最強と言われるランドグリズリーであるが)

チャリオットはなんでも基本こなせる凄いやつ。

料理はまだ出来ないけど

今度エリクスと一緒に教えていくつもりである。


「…………っ……?」

俺は少しだけ吐き気を感じた。

(?……どうしたんだ?)

直ぐに吐き気は治まったのでなんだろうと思った。

(妊娠か?)

それも実は可能性としてはあるのである。

俺は男で神だが身体的には両方でもある。

まあ、妊娠したとしたら相手は『メセタ』だろうな。

俺は嫁以外とはあいつとしかこういう関係は持っていない。

エリクスとは一切してないし

エリクスは俺の身体の件は知らないし

身体の件を知ってるのは俺とメセタ、リッカのみである。


まあ、大丈夫だろうと俺は思った。

今日は夕飯は俺とエリクス、手伝いでチャリオットと行うことに。

夕飯は焼きそうめん、お味噌汁、サラダという質素な組み合わせである。


もし出来ていたらメセタを叩く。

「ぶえっくしょい!」

と盛大にくしゃみをするメセタ。

(今のが伝わったかな)

「メセタ風邪?」

とエリクスが聞く。

「ですかねぇ」

という。

その夜

テレビを観ていたら

再度少し吐き気に襲われ今度はトイレに行くくらいに酷くなった。

エリクスとメセタ、チャリオットがそれはそれは心配で俺の背中をさすってくれた。


「働きすぎとか?」

とエリクスは言うがメセタはこの俺の吐き気になんか思うところがあるのか

俺に耳元で

「妊娠?」

と言ってきたので俺はメセタを叩いた。

「あう!?……痛いですよ……我が……君」

可能性あることを言うんじゃない!?


吐いたあとすぐに調子は良くなったのでソファで寛ぐ。

リッカも耳元で

「貴方一応……アレもあったりするし……その女でもあるでしょ?

それに妊娠の可能性とかも」

と言うので俺はリッカの頭を優しく撫で

「まあ、アレさ最近きてないし……その可能性もあるかもしれない」

「『メセタ』ね相手は」

「まあ……その……うん……どうしよう」

俺は涙を流す。


リッカ達は俺を優しく抱いてくれる。

頭を撫でてくれる。

メセタに至っては妊娠させてしまった事に後悔しているようだ。

「会長さん達に殺されますか!?」

「それは分からないけど報告は必要」

明日の商品受け渡しの時に言ってみることにした。


リッカは事前に連絡してくれたようだった。


一応落ち着いてきたのでテレビの続きを観ている。

そしてテレビが終わり

俺は寝室に戻り

横になる。

リッカがベッドで横になる俺を撫でてくれる。

(妊娠か……俺……神だからなのかもしれないけど両方持ちなんだよな)

これは向こうで暮らしていた時からそうだったから今更感だが

まさかこの俺も妊娠の可能性が。

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