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201 俺ママになった!?

メセタっぽいウルフが

俺目掛けてダッシュでやってきて

尻尾を高速で振りながら

俺に抱きついてきて

「ままぁ」

と言い出したのだ。


これにはメセタも

「まあ!我が君!いつの間に母親となったのです!?」

というが俺にはこの子を産んだ記憶すら無いのである。

「いや記憶にすら無いぞメセタの子では?」

「わたしは雄です!」

と言われた。

うーん


まあ、この子がにこにこしてるならいいかと思う。

このままある程度大きくなるまで

ママになってもいいか。

「まま!お腹減ったァ」

ちょうど朝食も出来たので食べることにした。

の前に!

従魔契約しておこう。

「その前に!俺と従魔契約しよっか」

「ままと?いいよ!魔法陣展開!」

魔法陣が出てくるので俺は早急にこの子と従魔契約を結ぶ。


それからこの子の名前は

『ミルドレシア』に決まった。

ミルドレシアが朝食を食べて

「美味しいよ!まま!」

って言ってくれて

俺とエリクスは顔を真っ赤にする。


メセタはにやにやして

「おや?母親なのに顔を真っ赤にするとは面妖な」

と茶化してくる。

なら父親お前な!

と言ってやると

「そうかもしれませんね」

と言うので

もういいやと思う。


朝食が終わったあと

裏庭の収穫をしに行くんだが

ミルドレシアが付いてくる。

「ミル?付いてきたいの?」

「うん!ままの仕事みたい!」

と素直なミルドレシア。

まあ、邪魔をしないならいいか。

一応はチャリオットに頼んで危ない感じなら守ってあげて欲しいと言った

「はい!女神様の子供をお守りします」

と言うけどまだ確定した訳では無いからね!

まあ、もしかすると本当に知らないうちに俺が産んだとか……。


ミルドレシアはにこにこして尻尾を高速に振るう高速狼みたいになってるから

あいつの子供には違いないと思う。

家の中では

「ぶえっくし」

とくしゃみをする高速狼。

「風邪です?」

「あ、いえ……我が君だと思いますよこれはふふふ」

「?」


しばらくして俺達は家にコンテナを入れる作業をして

家に入る。

家の中に入るとメセタがお疲れ様ですと挨拶をする。

ミルドレシアが近くに行って顔をメセタにすりすりする。

「ぱぱぁ」

と言うのでやはりお前父親確定な!

ぱぱぁと言われたメセタはにやにやして俺をみて

「ミルドレシアはわたしと我が君が好きなんですよね?」

「うん!ぱぱとままとそれから他の人も大好きだよ!」

家族全員真っ赤である。

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