表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
179/386

179 おやつと夕飯と嫁が料理を覚えたいらしい

家の中へと入り

俺はリビングダイニングで

本日のおやつ

ホットケーキを作るために準備をする。

ホットケーキミックスをボウルに入れて 卵を割り入れていく。

牛乳も入れてよく混ぜる。

そしてフライパンを温めてバターを入れ そこに生地を流し込む。

「いい匂い」

とエリクスとメセタがやってくる。

「メセタ、この匂いを嗅いでるとお腹空くだろ?」

と俺が言うとメセタは頷く。

そして生地が焼けてくるのでフライ返しでひっくり返していく。

するとメセタがじーっと見ながら尻尾を振っているのであった。

(可愛いやつだ)

と俺は思うのである。


そして両面が焼けたらお皿に乗せて完成である。

メープルシロップとバターをのせていく。

俺は2人にも渡す。

「兄貴……俺もいいのか?」

とエリクスがいうので頷いておいた。

「勿論だよ」

と言うとメセタも頷いている。

するとリッカが来て匂いで分かったのかすぐにテーブルにやって来て皿に乗せたホットケーキを見て目を輝かせている。

「いい匂い……」

(でしょ!)

と俺は思うのである。


「やはり麗人さんのお料理は最高ですね」

も言われる。

「リッカやエリクスも今度作ろうね」

と俺は言っておく。

ふたりは口を揃え

「ええ!?」

と言うが俺ははにかんだ笑みで

「やっぱ俺ばかり作ってもなあ?」

と言う。


俺は作ったホットケーキにバターをのせてメープルシロップをかけて食べる。

「うん、やっぱりこの味だよね」

と俺が言うと皆が頷いている。

皆も食べ始める。

(うひょー!女神様の為に今日もまた美味しいお料理を覚えねばなるまいて)

とチャリオットは心の中で思うのである。

そして夕方まで皆で畑仕事をしたのであった。

夕飯を作り配膳する時にリッカが俺に言う。


「あの……麗人さん」

ともじもじしながら言う。

俺は何かと思いリッカの方を見て首を傾げる。

「私に今度お料理をいくつか教えてください」

と言い出す。

これはいい傾向なのかもしれない。

俺は料理が好きだが

他にも料理に興味を持ってくれてしかも誰かのためにその腕を振るいたいという願望俺が叶える。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ