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176 昼はサンドイッチ

今日の昼はサンドイッチにするつもりだ。

しかも今日は

サンドイッチのパンを少し焼いて使うとしよう。

焼きサンドイッチとも言うんだっけかな?

すこし厚めのパンに切れ込みを入れて中に野菜や挽肉を詰めてトーストするサンドイッチがあるんだが

今日はそれに挑戦だ。


まず、野菜はみじん切りした玉ねぎとトマトをいれてそして合い挽き肉を詰めることにした。

それをオーブントースターで焼いていくという簡単なのかは実際にまだ作ったことないから不明だが……。

やってみることにした。

オーブントースターにいれてトーストする。

上手く行きますように……。

皆がリビングダイニングに集まってくるとちょうど俺がオーブントースターに手を合わせてい

祈りを捧げているかのようにみえたらしい。


メセタがぽんぽんと肉球手で俺の太ももを叩いて

「何をしてるんです?」

と聞いてきたので

「初めて作る料理だから祈りを捧げていたんだ」

メセタは

(祈りを捧げている!?神様がですか!?)

と目を見開いていた。

(おいおい俺だって初めて作る料理の時くらい手を合わせて祈るぞ)

と思ったが……。

まあ、メセタの頭を撫でることにした。


メセタは顔を赤くして肉球手で顔を塞ぐ。

「最近撫でられていなかったので……その……恥ずかしゅうなります」

皆はメセタのこの姿にほっこりする。

なので俺は

メセタの頭に軽くちゅっとする。

ばしゅーん!

と一気に真っ赤になって後ろ向きに倒れるメセタに俺は大慌てして支える。

「……我が君……万歳」

と肉球手をあげている。

((最近そっちもされていなかったもんな……メセタ))

と、エリクスとユーミルが心の中で思った。


「あー!メセタおじちゃん……倒れたの?どして?」

とマチルダがメセタのそばに来てそういう。

(メセタおじちゃんって……)

メセタはマチルダに

「大丈夫ですよ……軽く貧血ですかね?」

というがそっちのが心配されないかメセタ。

「そなの?なら沢山ご飯食べないとね……特に青々とした野菜?ピーマンとか前にパパりんが言っていた『ほうれん草?』とか食べないとね」

と言った瞬間


高速狼が突然立ち上がら俺を見るなり

尻尾をびたん!びたん!として

「我が君!またなにやら独り占めとはいい度胸です!なんですか?!その『ほうれん草』とやらは!!」

ま、マチルダ!?

「まだ作ってないから!ほうれん草はまだ作ってもいないから!!

今度畑仕事した時に作る予定だったんだよ。リッカの為に」

「え?私の為?」

「そう、リッカはいま妊娠中だろ?妊娠中は貧血になりやすいそうだから……調べたら『ヘム鉄』ってのを含む野菜類を食べてもらうのがいいらしくてな」


それを言うとリッカは涙を流し喜んで俺に感謝をする。

それを聞いたメセタも肉球手で自分の顔を塞ぎ

「すみませんでした」

と謝る。

まあ、独り占めすると思われてしまったのだから仕方ないよな。


そんな感じで収まり

昼の焼きサンドイッチをみなで食べました。

明日は畑仕事でリッカの今後のために

ほうれん草と小松菜を畑を耕して作りますよ。

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