表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
162/386

162 日曜日の朝と商品受渡日

日曜日の朝がやってくる

今日は商品受渡日である。

朝食を終え

後片付けの後に

野菜類コンテナ、果物類コンテナ、穀物類コンテナを家に入れ

受け渡し用の商品を準備する。


そしてフルーツサンドの試食と試作品のパエルを作っている。

今日のフルーツサンドは前回のフルーツサンドと苺のフルーツサンドも作っておいた。

気に入るかどうかは不明だが

上手くいくとこれも商品化出来る可能性を秘めているのかもしれない。

そして試作品のパエルはバターロールの中にソーセージを入れて焼くという物である。


実際にこの商品があるかどうかは不明。

バターロール自体はマルクパエルという製品らしいので

もしかしたらこれは存在するかもしれない。

出来上がって用意している時に

ガドガドという魔導式蒸気機関特有の音がして

クラウドお義父さんとゾニルフ会長、そして今日はなんと

アルドさんまで来ていたのだ。


「今日はクラウドとアルドも一緒だよ!1度現物を試食したいらしいから連れてきたよ」

(なるほど……やはり俺の作る料理とかに興味があるようだ)

またこの人俺の手の甲にキス落として

「『妃様』」

と挨拶をするものだから

クラウドお義父さんとゾニルフ会長がびっくりしていた。


「アルド!?彼は男だぞ」

「あ、いえ……それは分かっているのですが……なんだかよく分かりませんが彼にはなんか『女性的な魅力』があって……それで『妃様』って呼んでいます」

(やっぱこの人……薄ら俺の身体……本能的に気づいてる!?)

「ふむ……たしかに婿助は中性的ではあるよな……男だけど」

(クラウドお義父さんはそういう風に答えてくれている。そっちのが方が俺としては有難い)

下手に身体の事が知れても困るからな。


「まあそれはいいとして」

とゾニルフ会長が上手く誘導して

商品受渡の為に行動していた。

(あ、ありがとう会長)

ゾニルフ会長からのウインクを貰い俺はにこっと笑顔で返します。


そして俺は奥から

試食用のフルーツサンドと試作品のパエルに

喉の乾きにと麦茶を用意して

持ってくる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ