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157 昼にはパンを焼いてみる

おやつを食べ終え

俺は昼用にパンを焼くことにした。

フライパン奥義で生地を錬成する。


今1番作りたいパンは

バターロールである。

あれはバターの風味もさることながら結構奥も深いパンなのである。

テーブルにうち粉をして生地を麺棒で

伸ばしていく。

その作業をしていると

エリクスが何故か俺に抱きついてくる。


(ちょ!?……麺棒上手く使えないから)


「すんすん……兄貴……いい匂い」

(こらあ!すんすんすんなし)

それと作業の邪魔……。

「それは私も前々から思っていたんですよねぇ」

とメセタが言う。

「やっぱそうだな!メセタ」

「でもいま作業中だから後からにした方がいいと思うのですよねぇ」

とメセタはにやにやして言う。

(こら高速狼)


エリクスは

「やべ」

と言いながら俺から離れてくれる。

(やっと離れてくれた)

そして俺は麺棒での作業を再開する。

「所で兄貴何を作っているんだ?」

「うん?パンでバターロールだよ」

「へえ?なんだそのパンってやつと『バターロール』って?」


え?パンを知らない?

パンもバターロールはこの世界では無いのだろうか?

それとも形は同じでも名前が違うとか?

前の鮭が

サムンギョのように。

形を整えていると

エリクスが

「これ!『マルクパエル』だ!へえ兄貴の作るバターロールってマルクパエルの事だったんだな」

マルクパエルそれがこの世界でのバターロールなんだなって思った。

因みにパンは『パエル』というらしい。


それが分かっただけでも収穫である。

やはり異世界なんだって感じである。


バターロールが焼き上がる。

皆を呼び

昼ごはんにした。


皆から

喜びの声がした俺は満足です。

夕飯は何にしようかな

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