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154 ユーミルと子供達とエリクスの従魔と魔獣言語取得

「嫁ちゃん……身体……辛い……手手握って」

と言ってユーミルは手を伸ばす。

俺は手を握って優しく声をかけてあげる。

リッカも、メセタも、エリクスもチャリオットも皆が

ユーミルを見守っている。


スライム産婆が

「いよいよ出産だよユーミルちゃん……もういきんでいいからね!

はい!いくよ!お腹に力を入れてはいさんし!」

「ふきゅー!」

ユーミルはお腹に力を入れる。

頭が見えてくる。

「一旦やめ!」

その掛け声にユーミルはいきむのをやめる。

そして少しして

「はい!いくよ!はいさんし!」

「ふきゅー!」


1体目が産まれた。

「まだ後2人いるからね!いくよ!はいさんし!」

「ふきゅー!」

とユーミルは言っていきむ。

2体目はこの一回目で産まれてきた。

「ここで1度やめて」

その掛け声にユーミルはいきむのをやめる。


そして少しだけして

「いくよ!はいさんし!」

「ふきゅー!」

最後の子供は少し時間がかかったが

4回目のいきむ行為で産まれてきた。


合計で三体のヴェネフィットスライムが誕生した。


お湯で産湯に浸からせ

身体を拭いてあげる

「パパりん!」

ぴきん!ってなる。

(ぱ!?パパりん!?)


「パパりんって俺の事!?」

と俺は急に子供にそう言われびっくりする。

と言ってるとパパりんと言ったスライムが俺の胸に飛び込んでくる。

「パパりん大好き」

俺は顔がしゅーってなって真っ赤になり熱くなる。

(お?我が君顔真っ赤ですねぇ)

リッカも微笑ましい顔をする。

「え、えとえと!?この子達は何を最初与えたら」

「牛乳でいいですよ」

と言われたので直ぐ


(ヴェネフィットスライムの赤ちゃん用哺乳瓶3個!)

と言って

ぽんっと出す

これを見た

スライム産婆、クラウドお義父さん、ゾニルフ会長は凄い程にびっくりする。


「「「どっからだしたの!?」」」

「あ、あの!これは!!俺の能力です!」

と言ってあたふたしながら説明する。


そしてリッカが牛乳を哺乳瓶の中に入れて

3人に飲ませている。

1人目はパパりんと呼び

2人目はトト様

3人目は父上と呼ぶ

(全員呼び名違うやんけ!)


そして

エリクスが3人のヴェネフィットスライムと従魔契約することに。


スライムが魔法陣展開する。

「俺はこの3人のスライムちゃん達と契約する!そして仲良くしたい!」

「「「きゅーきゅきゅきゅー!!(この面白い人と契約して仲良くするんだ!!)」


その時エリクスの頭の中に声が響き

『エリクス・ルーダー!貴方は、魔獣と契約し従魔契約を果たした!そなたに魔獣言語を与えるものとする』

『システム:魔獣言語取得』

『システム:称号スライム契約者』

という声が聞こえたらしい。


メセタが

「光が収まりましたね……契約は終了したようです」

と言った

エリクスが

「いま!メセタが『光が収まりましたね』って言ったよな!?」

「え、ええ言いましたけど……おや?魔獣言語取得したようですね」

「やったあ、俺ついにメセタ達の言葉が分かるようになった!」

という。


(たしか魔獣と従魔契約すると基本覚えるって言ってたな……俺はきっと最初メセタと会話したいって願ったからこの魔獣言語を取得したと思う)

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