151 皆は苺生ジュースを待っているようです
家に入るや否や
「苺生ジュース!」
「苺生ジュース!」
と掛け声と
「苺!」
「生ジュース!」
と言う奇妙な踊りを皆が踊りだし
それを見た
メセタは目をキラーンとさせて
メセタも
普段はやらない
二本足で立って前足をくりくりと回して
「苺!生ジュース」
と言ってメセタ踊りを披露する。
(お前もかーい!?)
と、思っているとそういうのって実はある種の菌のように蔓延し
感染したかのように同じ行動を取ることがある。
ユーミルも
「苺?生ジュース?……こう?(……うぅ……お腹……いたっ……蹴ってくるな)」
と言っていたが
お腹を子供が蹴るので慌てて側に行ってお腹を撫でてやると蹴りが治まり
ソファで横になる。
頭を撫でてやるとすやすやと寝る。
「この踊りはいまはやめような」
と俺は皆に言っておく。
ユーミルが出産するまでは奇妙な踊りはやめて欲しいと懇願する。
皆もユーミルが好きなので素直にやめてくれた。
あと数日で出産である。
皆、元気な子供を産んで欲しいと願う。
俺も願う。
それから俺は
昼に苺生ジュースと一緒に食べる物を考えて作ることにした。
昼はサンドイッチにして
苺生ジュースを一緒に出す形にする事にした。
必要分の苺があるのかをチェックする。
問題なく作れるようである。
サンドイッチは何にしようか考える。
玉子サンドイッチ(玉子焼き)
野菜サンドイッチ(レタス、トマト、キュウリ)
焼肉サンドイッチ(豚焼肉、牛焼肉を入れたサンドイッチ)
バーガーサンド(ハンバーグとチーズ、トマトを入れたサンドイッチ)
ゆで卵とマヨネーズ、塩コショウで味付けした
味玉サンドイッチも作りたくなる。
等
色々なサンドイッチを考える。
フルーツサンドも考案に入れておく。
ハンバーグはまだ皆に披露したことないからそれは今回は無しにする。