145 夜のおつまみはフルーツサンドです
メセタ、エリクス、ユーミルがお風呂に行く。
(あー、今日も高速狼の毛を洗えない…………スライムぽよんぽよん……もうすぐ出産か)
いまうちに夜のおつまみでもつくるか。
前の生クリーム使って
今日は果物類とクリームと食パンで
フルーツサンドを作ることにする。
電動泡立て器でまず生クリームを泡立てる。
角が立つまで泡立てる
鬼神の如く泡立てる。
(そういやまだ苺とかを畑で作っていないから苺のフルーツサンドは作れないから蜜柑とりんご、梨で作ることにしよう)
と俺は考えながら生クリームを泡立てる。
生クリームの泡立てが終わったら
フルーツサンド用の果物類をまな板の上で包丁を使って切っていく。
蜜柑は中身をだして手で小分けにする。
食パンに蜜柑、りんご、梨を乗せてクリームを置いて食パンで挟んで
フルーツサンドを作っていく。
メセタ達が風呂から出てくる。
「今日も気持ち良かったである!エリクス!ありがとうなのだ」
と言っているが
エリクスは
「気持ちよかったってきっと言ってるんだよな……えへへ……良かった」
と言っていた。
一応は伝わっているみたいだな。
「我が君……何を作っているのですか?」
「フルーツサンドだよ。泡立てた生クリームを果物類と合わせたんだよ」
と俺が言うとメセタ達は目をキラキラさせて
生唾ごくんする。
一応は食べるのは俺達が風呂出てからねと言っておく。
メセタは
「我が君が風呂から出るまでは食べません」
と言っている。
エリクスも
「俺も出てくるまで食べないよ」
という。
俺はフルーツサンドを作り終え
俺、リッカ、チャリオットで今回は風呂に入ることにする。
3人で仲良く風呂に入る。
俺は嫁のリッカの髪の毛と身体を洗い
チャリオットは俺の髪の毛と身体を洗ってくれる。
チャリオットは自分で髪の毛と身体を洗う。
それから家の風呂は広いので
この3人で浸かってもまだ余裕はある。
「ふう……女神様……この風呂大きいですな」
「私も初めて入った時そう思いました」
「ふふ……(広めのシステムバス願っておいて本当に良かった)そうか」
風呂から上がると
キッチンから今日の夜のおつまみ
『フルーツサンド』をテーブルに配膳する。