130 夕飯は海老餃子を作ろうと計画します
サンドイッチを堪能したメセタ達。
そしておやつに
小麦粉と牛乳、塩で捏ねた生地で作った
フォカッチャまたはフォカッチオと呼ばれるパンを作った。
これは無発酵パンの1つでイギリスやイタリアで主に食べられているパンである。
シンプルだが実は奥が深いパンである。
パンは基本発酵食品として有名であるが
フォカッチャのように無発酵の物も存在する。
塩パンとも呼ばれる。
あとはナン(ナムン)はその材料にヨーグルトを加えた疑似発酵パンもある。
疑似発酵パンとはヨーグルトのような発酵食品を生地に練り込み発酵させずに焼く事が可能なパンの事を主に指す。
ナン(ナムン)は一部の地域ではヨーグルトパンとも言われ親しんでいる場所もある。
カレーのお供にナンというくらいには有名なのかもしれない。
「これはなに?」
温度調節機能付きのオーブンレンジからフォカッチャを取り出す瞬間
メセタが聞いてくるので
「フォカッチャだよ」
と説明する。
すると
「ふぉー!フォカッ!」
と発言したので
「?」
首を傾げた。
他の人も聞いてくるので
「フォカッチャだよ」
と説明すると他の人たちも
「ふぉー!フォカッ」
と言ったので
「なんなの一体!?」
と俺は聞くと
テレビとDVDを指した。
まさかと思うけど
これか?
と言ってジェッキー・チェンバーの出演作を見せたら
「「「「そう!それ!!フォカッ!」」」?
「それじゃないよ!!」
と言う。
「「「「違うのか」」」」
「夕飯は海老餃子作るよ」
「「「「海老餃子ってなに!?前の餃子と違うの?」」」」
「うん!種に使うネタが違うよ……海老のすり身だけで今回作るよ」
「え!?前の餃子はひき肉だけでは無かった!?」
「お、おう……前のはひき肉とキャベツ、葱が入ってるぞ」
「うそーん!?」