115 クッキーを食べよう
ソファで寛いでいるとリッカが隣に座ってくる。
そして艷を少し含む顔をしてくる。
(うお!?めっちゃ……可愛い……はあ……やば……キスしたい)
リッカの肩を掴むと顎に手を添える。
それから
2人で顔を近づけようとすると
「こらあ!!」
2人はビックリして声のする方を向くとメセタがご立腹でした。
「こんな昼間からキスとは……いい度胸ですねぇ……お二人さん」
と、高速狼は尻尾をびたん!びたん!とする。
「「は、はひぃ!?」」
と俺達はキスをするのを辞めた。
いつもはにまにましてくるのになんでだよ!?
(それは昼間からやるなという事です!!)
とメセタは心の声で訴えるのです。
やはりメセタはキスや営みは夜だけにして欲しいって事なんでしょうね。
エリクスがトイレから戻ってくると
「ん?兄貴達どうしたの?何かあった」
「「ううん!!なにも!!」」
「なんで2人でいうし?」
クッキーが焼きあがったので
皆で食べることになりました。
「ぱく……おお……美味しい」
とメセタが言う。
「ぱく……うん……美味しいなぁ」
エリクスが言う。
「あむ……美味しい……愛を感じる」
ユーミルはなんか変なこと言ってる。
「ぱく……これは……美味しいですね……『麗人さん』はやはりすごい人です……私の夫として申し分ありません……それに」
お腹をさすり
「出来てるといいなぁ」
と言う。
俺はリッカのその一言で
顔を真っ赤にする。
そして周りを見る。
3人がにまにましてる。
うおおおお!?
リッカ!?




