107 朝食作りと嫁からの抱きつきに俺は慌てる
金曜日の朝です。
どうも俺です。『』です。
昨日はリッカちゃんと手を繋ぎキスをしたけど
それ以上の事は出来ませんでした。
でも、俺なりに彼女を抱き寄せて愛の言葉は言っておきました。
今日は朝、彼女を起こさないようにベッドから降りて
朝食の支度に行きました。俺なりの優しさだと思ってください。
いま、俺はリビングダイニングで朝食作ってます。
朝食の支度がそろそろ終わる頃
皆がやってきます。
リッカちゃんもリビングダイニングにやってきます。
そして、テーブルの上の朝食に目をキラキラとさせるのです。
「おはようございます!……これなんですか!!こんな立派な朝食!私の為にですか?」
すると
メセタがにまにまして(気持ち悪いって!!)
「いえいえ我が君はいつも我らの為に作ってくれているのです!」
「そうなんだ!私も皆も愛されてますね!」
俺は少し恥ずかしくなり
「あったり前だろうよ!だって……『家族』なんだし……リッカちゃんは……ぉれの『嫁ちゃん』だし」
ともごもごする。
「もう私を嫁と認定してくれる……なんて広大なお方……やはり貴方の所に嫁いで正解でした!!『麗人さん』」
と言って俺に抱きつくリッカちゃん。
(うわ!うわ!えわ!?……胸!胸あたる!?)
ユーミルは遅れてやってきたが
この光景に
にまにまする。
メセタ、エリクス、ユーミルの3人はにまにまと同じふうにみる。
(お前らなぁ!)
そしてなんか気づくと
嫁のリッカ、メセタ、エリクス、ユーミルの4人による大抱きつき大会開始であった。
(なんでこうなった!?)
それから
すぐに皆離してくれたので
朝食にして
食べ終えた後の後片付けを俺、リッカ、エリクスが行ない
ユーミルは体調は大丈夫かを聞いて問題と答えたので今日はリッカとソファで寛ぐように言っておいた。
「はーい!嫁ちゃんの言うこと聞きます!」
「ユーミルちゃんって『麗人さん』の事嫁ちゃんって呼んでるの?」
「最初はお兄ちゃんだったんだけど『』って名前を聞いたらなんか『嫁ちゃん』だなって思って」
「分かります!『』さんってなんか色々と出来るし……頼もしいですし」
という感じにユーミルとリッカは楽しそうに会話していた。