表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/386

100 火曜日の朝と収穫とユーミルのことを思う

翌日

今日は火曜日の朝である。

ユーミルは昨日の夜から吐き気との戦いであった。

吐き気がしたら吐き気止めを飲み物と一緒に飲んで

薬が効いてきた辺りから心地よい眠りになっていった。

今日は特に睡眠不足にはなっていないようであった。


朝食は普通に起きて食べることが出来た。

来週の木曜日で妊娠から2週間経つのである。

前よりも張りが出ている感じがするらしく蹴った時の衝撃も少し強くはなっている様子である。


これは俺には分からない事なので本当に毎日ユーミルは頑張ってるなって思う。

だから俺は毎日ユーミルの頭を優しく撫でることで負担を軽減できないかと思っている。

これは他の2人も思っていることらしく

「ユーミル……毎日辛そうだけど本当に頑張ってるな」

「我が君……ユーミルは本当に健気に産もうと努力しておりますな」

と言っていたからだ。

一応今度の日曜日くらいから安定期に入るのだという。

無理はさせちゃいけないけど

ずっと寝かす訳にもいかない。


だから

ユーミルには

『無理と感じたら部屋に戻るかソファで直ぐに休む事』

と伝えてあるのだ。

だから、いまはそれを守っている。

あと2週間程で早いと陣痛が来るらしい。


一応はゾニルフさんに陣痛がもし来たようであれば教えて欲しいと言われている。

スライム出産の産婆を上手く行けば直ぐに手配できるかもと言ってた。

本当にあの人には感謝しても足りないくらいだ。

ユーミルは俺達にとって家族だ。

家族が不安になったら寄り添ってあげるのが俺にとって最前の方法だと思っている。

他のふたりはどうなのかは不明なところもあるが

俺と同じである可能性はある。

メセタもユーミルを家族と思っているし

エリクスも家族としてきっと見てくれている。

だから安心して出産してくれユーミル。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ