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こうきの大冒険  作者: けばお
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出会い系サイト女性殺人事件 〜素直になれなくて〜

こうきの大冒険

この物語は、次のような理論に基づき、書かれています。人間が粒子レベルで分解でき、その粒子を操作することによって、タイムスリップを可能にするという理論。


第5話 出会い系サイト女性殺人事件 〜素直になれなくて〜

 「ある男性が出会い系サイトを駆使して、女性を殺したと言う事件が発生しました。男性はメールアドレスを交換し、その後実際に会う約束をし、とある駅の改札の前で会う約束をしました。女性は、ご飯を一緒に食べに行くと言う話を聞いていたため、特に怪しむこともなく男性と事件当日に会いました。すると、急に、男性が家でゆっくりとお茶でもしようと言い出したため、急ではあったが、女性はすんなりと受け入れ男性の自宅に行ったようです。すると、男性が急にナイフを持ち出し、女性に襲いかかったようです。」


ニュースを見た国王とこうきは、早速救いに行く決断をした。とんだロマンス劇場が繰り広げられることも知らずに。


「2人が待ち合わせをしたのはこの駅だね。朝10時に待ち合わせと言うことだったから、もうすぐ来るはずだね。」

こうきが言った。

「あ、来た来た。あの2人だろう、きっと。後ろから付けて、家まで行こう。」

こうきが言った。

そして、ニュース通り、家の中から女性の悲鳴が聞こえてきた。こうきは、すぐにインターホンを押した。

「誰だ。お前が呼んだのか?」

男性が言った。

「ち、違うわよ。」

女性が言った。

すると、男性がドアの外に出てきた。

「あなた、今女性を殺そうとしていましたね。」

国王が言った。

「そうなんです。」

女性がすぐにドアの外に出てきて、国王とこうきのところへと逃げてきた。

男性は諦め、ドアをバタンと閉めた。


その後、国王とこうきは女性に話を伺った。

「携帯という簡単なツールを用いてしまったがために出会いの重要性が失われてしまっただけだと思うの。普通に出会っていたら、もしかしたら恋に落ちていたかもしれない。そこの儚さは理解してほしいわ。」

女性は意外なことを話した。

「そうですね。今後いいお出会いがあることをお祈りいたします。」

国王が言った。


こうして、国王とこうきはまた命を救ったのであった。

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