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こうきの大冒険  作者: けばお
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自殺志願者殺人事件

こうきの大冒険

この物語は、次のような理論に基づき、書かれています。人間が粒子レベルで分解でき、その粒子を操作することによって、タイムスリップを可能にするという理論。


第4話 自殺志願者殺人事件

 『ネット上で自殺志願者を募るサイトを開設し、応募者を殺人すると言う犯罪手法を駆使して、10人以上を殺した者が出没。サイト名は、「自殺志願者募集中」。』


その稀に見るニュースを見たこうきと国王は、そのニュースについて様々な思考を巡らせた。

「第一に、犯人はサイトを駆使していることから、相当なネット知識を保有していると思われる。第二に、ネット閲覧者が自ら犯人にコンタクトを取り、実際に会う約束をしている。このことから、この犯罪はサイバー犯罪であると断定でき、被害者が自ら会いに行っているとはいえ、今の社会情勢的に、こういったネット被害は警察がストップさせようとしているので、殺人罪に問われると思われる。」

国王が言った。

「そうだね。つまり、この犯罪を僕たちの手で止める必要があるということだね。よし、タイムスリップしよう。」

こうきが言った。

「なんかその口調だとタイムスリップすることに対して段々と軽い気持ちになって来ているようだね。それはまずいことだよ。僕たちもいつ犯罪に巻き込まれるか分からない状況なんだ。しっかりとした気持ちを持っていこう。」

国王は言った。

そして、二人は旅に出かけた。


「まず、サイトの情報によると、犯人はこの崖に自殺志願者を呼び出し、殺害していると思われる。」

国王が言った。

「そうだね。サイト通りに行けば、そのはずだけど、実際に犯人が現れるかどうかは分からないよ。だって、殺害時刻が分からなかったから適当にタイムスリップして来たんだから。」

こうきが言った。

「それもそうだな。定期的に下見でもしていたら、話は別何だけどな。」

国王が言った。

すると、二人の予測通り、犯人と思われる男性が周りをキョロキョロしながら、歩いてきた。

男性は、崖の下を見ている。

二人は、早速声をかけてみることにした。

「あのー、すいません。一体何をしているのでしょうか。」

こうきが言った。

「うわー。びっくりした。おっとっと。きゃー。」

男性は、崖の下に落ちて行った。

「え、まさか死んじゃった?!まあ、多分犯人だし、これで万事解決でしょ。」

こうきが言った。


そして、二人は戻ってきた。

二人のおかげで事件は解決したのであった。


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