世界平和を目指して
こうきの大冒険
この物語は、次のような理論に基づき、書かれています。人間が粒子レベルで分解でき、その粒子を操作することによって、タイムスリップを可能にするという理論。
第1話 世界平和を目指して
こうきは、戦争により、父親と母親を失くし、父親の父親の元で育てられていた。その影響からいつか自分の生きる世界が平和になればいいなと言う願望を抱くようになっていた。そのために、まず、父親が戦争が終わる直前に使用していたタイムマシンを探しに、王宮へと訪れていた。
「すいませーん。誰かいますか?」
こうきは言った。
「ん?誰かな?もしかして、君はこうき君?!大きくなったなー。父親にそっくりだ。」
国王が言った。王宮には、現国王がいた。
「はい。そうです。あのー、僕、タイムマシンを探しに来たんですけど、どこにあるかご存知ですか?」
こうきが言った。
「タイムマシン?!久しぶりに、聞いたなー。それなら王宮の研究施設と呼ばれる部屋にあるよ。意外と小さいからがっかりしないでね。」
国王が言った。国王は、研究施設へとこうきを案内した。
「これがタイムマシンだよ。ところで、なぜ君はタイムマシンを求めているのかな?」
国王が言った。
「僕、世界平和を目指しているんです。僕の周りで起きる事件や事故などを全て平和的に解決したい。そのためにタイムマシンを使って、実際にそれらが起こった場所へと出くわし、それを解決する。これが僕の夢です。」
こうきが言った。
「なるほどね。父親と同じことを考えているわけだ。でも、このタイムマシンを君一人だけが使うことは許されない。なぜなら、危険が伴っているからね。だから、私も君と一緒にタイムマシンを使って、冒険することにしよう。私も国王として世界を平和にする責務を担っているからね。」
国王が言った。
こうして、こうきと国王はタイムマシンを使って冒険を開始するのであった。
しかし、その冒険には、かつて戦争で暗躍した生前の王様による罠が張り巡らされているのであった。
次回、こうき、初めてのタイムスリップ!!