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34 リオネル

翌朝、目を覚ますと隣にリズ。ここ迄は良いよ。アイラさん、何で居るかな?ライラさんと同じ黒髪で、どこか懐かしいけどね。


「お早う御座います、アルトゥル様より遅く起きて申し訳ありません」

「謝る内容が違うような…」

部屋への不法侵入と、布団への不法侵入だよね?


ショーコちゃんは、気付いてたよね?


アルくんおはよー!勿論だよ。


何で教えてくれないの?


その方が・・・面白いから!


愉快犯か、巻き込まれるのは俺なんだけど。


寧ろ、当事者だね。頑張って!


「アル……おはよ」

相変わらず、眠たそうな表情だね。出来れば今日はまだそのまま寝てて欲しいな。

「お早う御座います、リズベス様」


「……どう言う事?アル」

それは、こっちが聞きたいよ。

「今日で暫く合えないと思い、私が勝手に御相反になりましたので、アルトゥル様は悪く有りません」


「……解った」

あれ?もっと怒るかと思ったけど、そうでも無いらしい。それとも後で怒り大爆発とかかな?


「違う、解らないけど。…アル鑑定」

取り敢えず鑑定して見れば良いのかな?どれどれ……!


アイラ 人族

状態:封印

SKILL

作法 礼儀 記憶(封印)回復


親子揃って封印かよ!それに珍しい回復魔法までトラブル確定だよね?もう既に巻き込まれてるのか。


これでメモリホルダーが俺を含めて5人か、後2人はどこの人だろうね。でもこの親子はまだ思い出せて無いんだよね。


「アイラさんは」

「アイラと呼捨てでお願いします」

あ、ハイ。何だろう?ソフィーと違った迫力が…。


「えっと、アイラは回復魔法使える?」

「幼い頃に鑑定をして頂きましたが、作法と礼儀だけで御座います」

「アイラは、回復魔法が使えるようだね。試しに身体の中にある魔力を感じながら回復(ヒール)と唱えて見てくれますか?」


アイラは目を閉じると、集中し始める。

回復(ヒール)

と呟く、掌にはヒールの淡い輝きを放つ。

「できました、有り難う御座います」


何か淡々としてるけど、リズより分かり難い気がするよ。

「アル、私に失礼」

ごめんなさい。それよりちゃんと使えたな、となると彼女もこれからトラブルに巻き込まれるかも知れないのでリング渡した方が良いかな?


「それが良い、後イヤリングも。アルの嫁候補の1人かも」

え!まだ増えるの?ダメって言って無かったかな。


「無差別とアルに好意でなく、好奇心だけで近付く者は許さない」

アイラは合格なのか、基準は不明だが俺に決定権が無いまま増えていく…。俺はどうなるのだろう、それこそ神のみが知る。


「アイラ、コレを受取って下さい」

魔法の袋に、リングとイヤリングを渡す。リングは障壁魔法と電撃、炎撃魔法と説明する。練習は人の居ないとこでお願いしますね。


「アルトゥル様、大切にお預かりさせて貰います」

「アルで良いですよ、それにプレゼントだから自由に使って下さい」


「はい、…アル様お慕い申し上げます」

照れ笑顔に、目を奪われてると近付き唇を奪われた。でもなんだろう?懐かしい感触と香りだ。


私はアルくんの記憶で確信したけど、アルくんが思い出せばその親子の封印も解除されるかもね。


アルには、黙っていて。思い出してあげて欲しいから。


何で2人でナイショ話してるんだよ。俺の意識の中なのに、俺に聞こえないなんてどうなの?


そこがショーコの凄いところ。


えへへ〜、任せなさい!


ホント自由なんだから、まあ人の事言えないか。


「良し、朝御飯食べたら出発しようか。リズのお母さんも早く元気になってもらわ無いとな」

「うん」

「では、御用意致しますので失礼します」


相変わらず固いけど、それがアイラだと思うようにする。少し時間が経つと、ライラさんとアイラが朝食を運んで来てくれた。



「「ご馳走様でした」」

「お粗末様です」

日本の朝御飯って感じがするけど、如何せん米が無いんだよね。何処かで作って無いかな?


「それでは、行ってきますのでお店の改装と教育はお任せします。帰りにはまた寄りますので」

「はい、宿と私達家族の事まで有り難う御座います」


「無事に帰って来られるのをお待ちしてます。…絶対だよ!……え?私、何を?」

これは記憶の人格が戻ってきてるのかな?スキルと過去の説明をライラさんとアイラに話しておく。


「そうなので御座いますね、アル様と遠い地で出逢って、この世界でも会えるとは幸せで御座います」

「私も前世では知り合いでしたか、どこか懐かしいのはそれで」


無理に思い出さなくても自然と思い出す様に言っておく。壊れたら大変だもんね。リズそろそろ行こうか?

「うん、また来るねアイラ」

「はい、リズ様」


リズを抱き抱え、またお嬢様抱っこだけどね。荷物を担ぐ感じの方が楽だけど、怒るよね?

「浮いてられますね、お母さん」

「そうよね、見間違いでは無さそうですね」

「流石はアル様」


街の門は、騒ぎになってるけどもう知らない事にして飛んで行く。今日の夕方までにリオネルの首都へ入ろう!飛ばして行くね。

「うん」

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