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27 旅

「夜分に、申し訳ありません」

「良いのよ、アニスも入って」

母さんは、2人を席へと案内する。


「初めまして、ソフィアール・フォン・ラファネル、伯爵家の長女で御座います」

優雅にカーテシーをする、これを見ると貴族何だよね。普段はアニスの姉妹に見えるけどね。


「アル失礼。私は、獣人国リオネルのリズベス。継承権第3位の王女です」

リズのカーテシーはカッコイな、まあスカートじゃ無いからね。


「幼馴染のアニスよ」

強気なアニスだな、まあ貴族、王族ときて平民だしね。


「アル!後でお仕置きね。それとリズさん、3人で話しましょ」

「リズでいい、解った」

考えないようにしよう、直ぐ読まれる…。


「アルは、少し出て来て下さいね」

ソフィーさん、目が笑ってませんよ。怖いです!


素直に家を出る、明日からの必需品で足り無い物あるかな?野営具は入ってるし食器類もある、食料品もさっき色々買ったな。まあ野営は極力しない方向だけどね。


簡単な武具も入ってるな、そうだ工房でリズの魔法の袋なんか造って時間潰すかな。


工房に着いたので、早速作業開始だ。マナポーションを用意するか。錬金でさっさと済ませる、あ!序に化粧品も錬金しておくか。


魔法の袋の制作に取り掛かる。ふ〜やっぱりコレが1番魔力使うな。次にコンロと冷蔵庫も造って形はオリジナルに錬成し直すか!


コンロは3口にして、冷蔵庫はリズの前世をイメージした白猫だ冷蔵と冷凍を振り分ける。

それで最後に、通信魔道具だ!前世の携帯電話だよね!電波の概念では無く、この世界に漂っている魔力を電波に見立てる。


着信の確認と呼び出し相手が不明の点が課題だな。どうにかしてディスプレイ造れないかな?これじゃ携帯電話と言うよりもトランシーバーだな。


だったらこれほど大きくしなくていいや。う〜ん…そうだ!イヤリングにしよう目立たないし邪魔にならないからね。ココに指向性を持たせて耳に音が行くようにして、こっちで15cm以内の音を拾えばいけるかな?問題点が解決出来たら携帯電話造るか!


「ねえアル、何時になったら気が付いてくれるの?」

其処には、アニス、ソフィー、リズに父さんとロサナさんが立っていた。


「ちょっと集中してました。リズ魔法の袋だよ、ハイこれに魔力通して登録してね。前のイメージでピンズを白猫にしました」


「可愛い、ありがと」

「後は、3口コンロと白猫冷蔵庫。冷蔵庫の顔部分は冷凍機能を付けてます。後は各種ポーションと化粧品。それとこのイヤリングを」

「アル、いっぱいだね」

「話したい相手を、思い浮かべて話してみて下さい。これはアニスとソフィーのだよ。実験を兼ねてますので何か思いついたら教えてね」


「アルくん凄い!夢の音声通話の魔道具だよ」

ロサナさんが興奮しながら抱きついて来た、良い感じに胸の感触が。ロサナさんは大きいもんね、ナニがとは言わない。


「ロサナさんは、此方の改良点を模索してくれますか?」

トランシーバー型を渡す。

「ダイヤル番号で001〜003まで造りましたが、通話の開始のお知らせと誰から掛かって来たのかの改良点を探して欲しいです」


「うん!やってみるね」

「またとんでも無いもん造っちまった、俺に休日は来るのか」

ゴメン父さん、なんか勢いで造ってしまいました。


「この冷蔵庫凄いわ、上と下で温度が違うのね。それより可愛い」

ソフィーは冷蔵庫に釘付けだった。

「このコンロ良いわね調理がまとめてできるわ」

アニスはコンロに夢中だ。


「「アル!私も欲しい」」

「帰ったら造るね」

「そうよ、だから無事に早く帰って来てよ」

「はい、待ってますから」


「女子会は終わったの?」

「今更ソレ!?私もソフィーもリズの事を認めたし、友達だよ」

「そうですわね、妻の序列は無しになりました」

「アニスとソフィーは、この世界で初めての友達」


そうなんだ、もう結婚は決まったのね。俺に決定権は無いんだ…。


待って!わ〜た〜し〜は〜?


え?何が?


アルのお嫁さん…ッポ!


いや、出て来れないでしょ?


出て来れたら良いのね!解った調べる!


お、ぅ、そうだね。


「明日は、朝から出発しますのでそろそろ寝ますか」

「リズとソフィーは、私の家に泊まるから」

それは良いけど、騎士さんが辛く無いかな?


「それは大丈夫です、帰らせますので。アルとショーコさんがいる限り、不審者も直ぐ発見出来ますわ」

リズが教えたのか、まあリズ以外入れないけどね。


「解りました、騎士さんはちゃんと帰らせて上げて下さいね」

「リズまた明日、アニス2人を宜しく」


「おやすみ、アル。チュ」

「おやすみなさい、アル。チュ」

と、2人が頬にキスをするのでお返しに額にする。


「え!」

硬直してるリズだが、無理をする必要は無いので今度で良いですよ。


「大丈夫、私もする!」

ガシっと両手で、頭をホールドされた。そのまま唇に触れる。

「「あーーーー!」」


寝る前に大騒ぎする、興奮して寝れなくなるよ?逆に疲れて寝ちゃうか。旅に出るまでが長くなってしまった気がする。


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