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25 獣人

リズベス 狐人族(九尾)

状態:少女

SKILL

巫女 読心 魔法(火・闇・無)


成程、読心のスキルか!これで心を読まれてたのか。

「違う、アルは顔に出てる。それに覗くなんてえっち」


顔に出てる…だと!?だから、アニスやソフィーに負けるのか。

「浮気は、許さない。だれその2人は?」


あれ?俺はいつからリズの恋人になったのだろうか?まだ出逢って10分も経って無いよね?


「出逢う前からだよ」

「な〜んだ、そうなんだ!」

「そう」

「って!何でだよ。前世にはモフっ子の獣人と知り合いは居ないよ!」


「もう一度、視て」

え?鑑定掛ければ良いのかな?


リズベス 狐人族(九尾)

状態:少女

SKILL

巫女 読心 隠匿 記憶

魔法(火・闇・無)


「な!記憶保持者(メモリホルダー)だ!」

「貴方の家で保護して貰った白猫、忘れた?」


「前足に火傷してた、ミルキーか!」

「うん、久しぶり。ミルキーの名前も私の宝物だよ」

はにかんだ笑顔が可愛い、……見惚れてる場合じゃ無いな。


「そうか、あの時は一緒に住めなくてゴメンな」


前世で隣の猫屋敷に住んでた、爺さんが孤独死して3日間放置されてた。猫達も食べる物が無い空間で、3日以上放置されてた。


警察が猫を全部外へ出すと、何故か家の庭に住み着いたので10匹くらいに餌を与えていたら、その内の2匹が凄く懐いて家に入って来るようになってた。


白猫のミルキーと牛柄のうしむねと名前を付けてたな。1週間くらい経った頃に、保健所の人がやって来た。


まだ、幼かった娘は保健所に引き取られるのが嫌で1匹を抱いて逃げたそうだ。保健所の人は後日また来ますと言って帰ったらしい。


仕事から帰ったらそんな事になってたので、娘に聞くと飼いたいと言うので保健所の方に説明をしてちゃんと飼う事になったのがうしむねだ。


「あの時は、急な別れですまなかった」

「いい、また逢えた。今度は離さない、ずっと側にいる。私はあの後、直ぐ病気で死んだから。死ぬ前に願ったら、此処で狐人として産まれた。カルナ様がもう1度出逢えると言ってた」


「そうだったんだ、頑張ったね」

頭に手を置き撫でる。

「アルとずっと一緒に居たいけど、私を産んで育ててくれた母様も大事。だから…助けて」


涙を流し、嘆願する子。しかも前世では前触れも無く別れた。俺に逢いたいだけで遠い地まで追っかけてくれた子を無碍には出来ない。


「一緒にお母さんを助けに行こう。今度は突然居なくなるなよ」

「うん、…ありがとう」


「旅の支度と説明をしないとね、街に戻って準備しよう」

「うん」

取り敢えず気絶した、悪党3人ロープで縛る。魔法の袋からリアカーを出して詰め込む、何気にこのリアカーも売れてしまった。


商業ギルドで、鏡と一緒でバックマージンだけ取ってるだけだけどね。

「リズ、乗っても良いよ」

「うん、乗ってみたい」

悪党3人組は一応、リアカーに固定してと。


「しっかり掴まってね」

そう言いながら、走り出す。森を抜けるまでは、あまり飛ばせないので程よく行く。

「わぁ〜、早い」


森を抜けたので、スピードを上げていく!

「もっと飛ばすね!」

「解った!」


街の門に到着だ。

「アル坊か?脅かすなよ、何か有ったのか?」

「お疲れ様です、人攫いとその対象を保護しました」


「獣人族の嬢ちゃんか、運が良かったな何か身分証か何か持ってるか?」

「コレなら持ってる」

リズはそう言って、1枚のカードを渡す。


「獣人族専用の身分証だ…な。な、コレは王族のカードだぞ!」

「え?リズって王族なの?」

「王族の家系、人族だと公爵。継承権は第3位」


もうコレだけでトラブル確定だよね。


確変きちゃったね!


何ここ?


え!?☓2


アル、その子は誰?また浮気?


何でリズが入って来れるの!?


そっか~、この子もカルナ様と少し触れ合ったからだよ!でも此処を閲覧出来るのはアルくんだけだよ。


この子はこの世界の知識を管理するショーコちゃん。


探してた、此処に入れば母様の病気が治ると思って。でも無理。


普通はね。リズちゃんだけじゃ入れないけど、アルくんが居れば入れるね。


聞きたい、母様の病気治る?


ダメ、私はアルくんにしか教えられない規約なの。


じゃあ俺から聞くよ、リズのお母さんの治療は僕が行けば治る?


治るよ!状態異常高回復(ハイキュアヒール)で治せる。


良かった、ありがとショーコ。


アルくんに教えたのが、偶々聴こえたのなら仕方が無いよね。


ツンデレショーコちゃんありがとね。


べ、別にアルくんのためだもんね。


っと、そろそろ行こうか。まあ向こう側は、1秒も経って無いけどね。


うん、また来る。


はいはい、いってらっしゃ~い。


「直ぐ人を手配しますので、お待ち頂けますか?」

「いらない、アルが居れば大丈夫」

「解りました。アル坊頼むな、私から伯爵様には伝えておくからな」

「それは有り難いです。序にこの人攫いもお願い出来ますか?」


「ああ、組織事潰す!王族誘拐が人族で成されたら戦争物だったんだからな!今回は非常に助かった」

「ホントに偶然なので、ギルドで説明して行きますので行ってきます」


「おう、行って来い」

今度は街中なのでゆっくり歩くと、リズが降りて来たので収納する。

「一緒に歩く」

手を差し伸べてきたので普通に繋ぐ。顔は少し照れてる?が尻尾はユラユラと嬉しそうだ。


一時の時間を歩んでると、沢山の冷やかしに逢う。良くも悪くも、目立ってるからね。


「アル、人気者?」

「いろんな魔道具や、ポーションを造ってるからね。悪目立ちはして無いよ」

「うん、皆慕ってるのが解る」


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