9話 脳内パラフェミア
紐パン女パイパインが登場
パイパイン
「よろしくねー
あんたが挑戦者って奴ぅ?
私の踊りに見惚れても知らないよぉ」
踊りながら紐パンを見せつける
露出した肌のムチムチ加減が男を誘う
アリス
「なんだこの露出狂女
俺がそんな露出で見惚れるとでも思ってるのか?
こちとら、舞妓で何度も騙され尽くした後だってのに
それからはもうそういう舞妓見かけたら右ストレートでKOよ
だからもう舞妓は恐れて俺に誘惑してこようと思わないのさ
あ、美人局って言うんだっけ
はは、すまんすまん」
そんな饒舌なアリスに対して
パイパインは驚いていた
自分が見た事無い反応する奴だったからだ
パイパイン
「なにホモなの
何で私に見惚れないの?
大概の男なら、紐パンと身体つきで骨抜き状態になるのに」
同性愛者と言われて遺憾状態のアリス
アリス
「違うわボケ
俺はホモセクシャルをイメージ化している
だから誘惑に落ちないだけだ馬鹿野郎」
確かにアリスは美人局は完全に殴って制裁する事にしているので問題ない
しかしパイパインの能力は誘惑能力だと感じた
なので、アリスはホモセクシャルをイメージ化していた
なので、誘惑にはおちない
アリス
「誘惑能力だと感じたんだよ
それは良い匂いがしてきたからだ」
アリスはパイパインから発せられる良い匂いを感じ取っていたので
それが能力ものだと思った
アリス
「香水を振りまく為に踊る事でその香水を振りまける
それが誘惑フェロモンとなっていくと思った」
パイパインはそのまま踊っている
パイパイン
「うん それは良い能力だね
でも間違いって気付いた時には遅いよねぇ?」
しかしそれは罠だった
アリス
「誘惑フェロモンでは…ないのか?
これは…脳内物質を分泌させる仕組みの能力か」
アリスは脳内分泌を別の脳内物質により抑えるイメージを作り出した
パイパインは踊りまくるものの、それは消し飛ばされる
アリス
「細胞を繰り返しイメージによって変えだされている
再現性が強力な血流改善薬をやっているようなものだ 即効性のな
パイパインは生身では悪いけど、そうだな KO出来る程度のイメージで殴らせてもらうよ」
アリスは女に手加減する勢いで殴りこむ
しかし、思った以上に殴っていた
否、それはアリスの誤算だった
後ろへと吹き飛ばされるアリス
それは爆発だった
その爆発によってステージの壁に激突しまくる
激突し続けるアリスはその能力を目にした
アリス
「俺の殴ったイメージは強力なものだった
女の身体では無かった
つまり、女の能力がこれか
つまり能力だと思っていた脳内分泌物質能力は
単なる脳内分泌する仕組みを利用したフェロモン剤だったって事か?」
パイパイン
「うん
良く分かったね
月兎から景品として貰ってたの
挑戦する奴らを倒しては、こうやって貰っていた」
そこにはパイパインの所有物が折り重なっていた
アリス
「なるほど
全て景品の為に、階段状バトルをしていたのか
なら、容赦する事はねぇなっと」
アリス
「続いてこれはエアバッグ能力だろ
壁に激突するしか出来ることは無いからな」
アリスは壁に激突しまくるが
その度にパイパインの身体がエアバッグになっているので
ずっとエアバッグからの弾力で跳ね上がって壁に激突していく
アリス
「俺のライフがどんどん削られていくな
超弾性能力では無いから、壁からの攻撃が痛い
エアバッグ能力自体が吸収弾力を植え付けられているからな」
パイパインは勝利の宣言をするように踊っていた
しかしアリスはそれを難なくクリアする
アリス
「石像をイメージすればいいだけなんだよな
これが
壁に激突しまくるから体重の負荷による攻撃判定が回避されるという下りも無いからな」
そのまま石像になって
エアバッグ自体であるパイパインはエアバッグを破られて
そのまま紐パン女は負けて逝った
アリス
「痴女おつ」