6話 観測者の存在
秋永
「殿様どこにいるかなぁ」
殿様
「何用じゃ
我を誰と思うておる」
殿様がそこにいた
そこには美女ばかりが溢れていた
秋永
「美女のケツ撫でまわして飽きないの?」
殿様
「飽きる馬鹿がどこにおるのじゃ
お前は何者じゃ 何故ここを知っておる
それを知っておる者は…」
そこに秋永が手のひらに生首を載せる
秋永
「知ってる奴はこいつだろ
殿様の側近は俺の能力で斬首しておいた
そして殿様も斬首しよう」
殿様
「何故じゃ」
いきなり殿様に向かって斬首
秋永
「それは殿様が束縛能力で束縛しているからだ」
斬首されて手のひらに生首載せる
秋永
「ってこれは、美女じゃねえか
何でだよ」
美女は慌てていた
秋永
「うるせぇよ
落ち着け 俺の能力は殺し専用じゃねえ
キャンセルすれば、能力停止するっての」
殿様が逃げていくのを見る
秋永
「おい逃げるな」
殿様
「いやじゃいやじゃこわいのじゃ」
秋永
「うるせぇ
じゃあとっとと束縛能力を解きやがれ」
殿様
「いやじゃいやじゃ
わしは月うさぎに監視されてるのじゃ
だから同じようにやらなければならないのじゃ」
秋永
「同じ世界と同じ理屈
それがずっと罷り通っていたのはこの為か
月うさぎってそんな強い能力だったのか
ただの衛星と思ってた」
殿様
「何を言うのじゃ
あやつは上位能力者だから
当然、わしらみたいな下位能力者は軍門に下るしかないんじゃ」
殿様をそのまま生首にする
手のひらに帰ってきた生首に会話
秋永
「とりあえず月うさぎに話を付ける為に
お前は俺と一緒に来い
悪い事はしない
殿様の安否はキャンセルすればいいだけの話だからな」
秋永も上に登っていった
秋永
「共依存能力はイコールで束縛
つまり殿様は更年期障害がてら国を守ってたのか
はは結構結構」