空から…
見切り投稿
まだプロットも決めてません
中学も2年になると将来を見定めて進学か就職か進路予定を提出しないといけない
世に言う中2病が蔓延する状態の時に出される進路予定なんてもので後の人生を不意にするなんて良くない事で
中2病発症しないように留意しながら進路を考えてみる
普通の人生を送るのに異世界召喚なんてされてる暇は無いのである
ましてや天使が空から落ちてくるなんて非日常は必要とされてない
再度言うが天使が俺の部屋の屋根を突き破って落ちてくるなんて有ったりするわけがない
俺がベッドに寝転がってムフフな本を読み耽ってる時に『それ』は落ちてきた
屋根には大穴俺の上にはムフフな本と全裸な女性…
年は18位のお姉さんタイプ 胸部の脂肪は手に収まる事が出来ないだろう
マジマジと顔を見ると芸能人が裸足で逃げ出すような美形
背中には明らかに異質な羽がついている
百人中百人が天使だと彼女を表現するだろう
正に眼福である…じゃなくて どうすんだよ この壊れた屋根は…orz
「ここは…?」
都合上天使と呼ぶ女性が意識を取り戻したようだ
「ここはH県K市の椎名家の長男完吾…俺のベッドの上だよ」
俺は天使の肌色を意識しないようにしながら盗み見しながら天使の問いに答えた
「そうですか また寝返りをうって現世に落ちてしまったのですね」
天使もテヘペロをするんだな…
「取り合えず屋根を魔法かなにかで直してもらえませんかね?」
そうして貰えないと寒さで風邪をひいてしまう…
「魔法ですか?使えませんよ」
天使の微笑み…完吾は見とれ…いやいやなにそれ…
「えーと…屋根が壊されたままだと困るのですが…」
俺は額に冷たい汗を感じながら困惑の意を現す
「それは 困りましたね」
この天使…全然顔が困ってないじゃないか
「天使が居るって事は神様も居るのかな?上司である神様に直接請求しましょうか?」
神様が下々と会うなんて考えられないけど 被害はどうにか賄ってほしい
「それは困り…」
天使が話してる最中に部屋中に光が溢れだす
『これアフラ また現世に落ちたな』
「ひぃぃ弁財天様」
どうやら上司の神様がお越しになられたらしいが姿が見えない
『常々注意してただろう 罰としてしばらく現世で修行を命ずる』
「そ…それだけは御勘弁を」
天使アフラさんは先程とは態度が違い必死に弁財天に頭を下げている
裸のままだから眼のやり場にこま…すいません凝視してます だって性少年だし…
『ならぬ…』
「そ…そんなー」
「えーと弁財天様 俺の部屋の屋根を直して頂きたいのですが…」
『椎名完吾殿 屋根を直すのは良いのだが…ひとつ頼まれて下さらぬか?』
光が俺に頼み事をしてきた… あーなんか嫌な予感が…
『このアフラは天使の中でも問題児でな現世で修行をさせたいのだが…』
「無理です」
俺は神様の言葉を遮るように食い気味に断りを入れた
『そこをなんと』
「無理です 駄目です 出来ません」
光が黙る
『頼まれてくれたら色々特典もつくよ』
うぉ…いきなり砕けた口調で…神様というより悪魔の囁きだろ
「特典って?」
『左手に龍を住まわせるとか リアルで左手の封印が出来るよ』
それ…なんて中2病なんだ…
「いや…それはいいです」
『右手の人差し指を○○○の形にして その指で女性を指すと…』
「やめろー」
永○豪先生が怒ってくる…
『それでは魔法が使えるとかは?』
「異世界なら兎も角 現世で魔法を使うと解剖される」
『来世で異世界チートできる権利は?』
「んー出来れば現世で恩恵を受けたいな」
『勉強机の引き出しが異世界の扉で』
「やめろーーー」
どうしても作者を裁判にかけたいのか
『今決めるのも無理があるようですね 特典は保留の方向で…』
「取り合えず屋根の修復…」
あれ?既に直ってた 神通力半端ねぇな
まだ天使は裸のままなんだよな…( ̄▽ ̄;)