プロローグ
作者初投稿です。皆さんこれからよろしくお願いします。徐々に文字数を増やせたらと思っています。まずはさわりだけですがどうぞ!
「ふぁ~」
僕は今日もいつものようにまどろみの中起き上がる。
「時計時計っと。今は何時ごろかな?っえ!」
「忘れてた。今日は学園の入学式でいつものように起きてたんじゃ間に合わなかったんだ」
こんな間抜けな朝を過ごしている青年の名前は夜神刀哉。今年から攻略者を育成するための学園、攻略者育成学園日本支部への入学者である。
「やばいやばいやばい、入学初日から遅れたら学園長になんて言われるか・・・考えただけでも憂鬱だ」
僕は急いで着替えて学園に向かった。
正門が見えてきたところで一人の女性が立っているのが見えた。
「げっ!」
「げっ!とはなんだ、げっ!とは」
そういって僕に話しかけてきたのはこの学園の理事長で僕の力を知る数少ない人だ。
「いっいえ、滅相もないです。入学初日から遅刻ギリギリで怒られそうとか全く思っていません」
「心の声がダダ漏れだぞ刀哉、教師に出会ったらまずはあいさつだろうが、ほらあいさつ!」
「そうですね。おはようございます黒羽学園長」
「よろしい。積もる話しもあるが、まずは入学式だ。ほら行った!行った!」
「それでは失礼しますね」
僕はそう言って正門をくぐった。これからの学園生活に夢を膨らませながら。
春休みのうちは毎日投稿を目標に頑張っていきたいと思います。