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『はるぶすと』2 夏と冬  作者: 縁ゆうこ
第二章 冬~TOURI~
7/10

シュウの忘れ物


 その日の夜、今までにわかったことをハルに報告すると、案の定大笑いされた。

「はあ? あははは! なんだそれは」

「笑い事じゃないよ。あ、それとこの話はシュウには言わないでね。くそ真面目な彼に言ったりしたら、うまくいくものも行かなくなるから」

「あーワリイな」

「?」

 すると紅茶の良い香りとともに、いま一番現れて欲しくない人物が登場した。

 シュウ!なんでーもう。ハルもシュウがいるなら言っといてくれなきゃ。


 彼はハルと僕の前に紅茶を出しながら聞いてきた。

「誰がくそ真面目だと? 否定はしないけど」

「そう、自覚あるんだ」

「ええまあ。それと冬里は誤解してるよ。私はお嬢さまの気持ち、わかっているよ」

「うそ! なにそれ! じゃあわかっていて、気持ちに答えられもしないのにあんなに優しくできるんだ。けっこうひどいんだね、シュウって」

「それなら、私はお嬢さまのお気持ちは知っていますが、受け入れる事は出来かねます。などと言っておきながら、今までと同じように優しく接した方がいいと?」

「シュウ…」

「お嬢さまは聡明な子だから、今の自分の気持ちが、一時の気の迷いだと言うことにすぐ気がつくと思うよ。さっきの冬里の話を聞いてそれも時間の問題だと思えたし。それにお嬢さまは親が決めた許嫁とは言え、ジョシュアさまをとても大切に思っていらっしゃる。それが今後愛することに変わるかどうかはわからないけど。だから、私はお嬢さまの気持ちにも全然気がつかない、鈍感でくそ真面目な使用人のままがいいんだよ」


 へえー、びっくりした。そして感心した。シュウってただのトンチンカンじゃないんだね。さすが千年人だけのことはある。そしてこのとき僕は一筋縄ではいかない複雑なシュウがすごく気に入っちゃったんだ。

 そんなシュウと僕のやりとりをハルはうんうんとうなずいて見ていたが、はっと気がついた様子でシュウに聞く。

「え! じゃあシュウはお嬢さまの気持ちを知っていたくせに、あのときなにも言わなかったのか?」

「はい」

 シュウはさらりと答える。

「お前、じゃあ冬里は無駄骨を折ったことになるじゃないか」

「いいえ、冬里が聞いてくれなければ、お嬢さまの本当の気持ちはわかりかねましたので。それがわからないと対応のしようがありませんし。それに、なにより冬里がお屋敷にいる理由がなくなるでしょう? 現れたばかりで放り出されるのは、あんまりだものね」

 そう言っていたずらっぽくウインクする。なんなのそれ。自分でくそ真面目だとか言っておきながらこんな茶目っ気を隠してたんだね、またまた気に入っちゃった。


 するとハルがニヤニヤしながら彼を怒る。

「バカヤロー、冬里を雇う理由なんて他にいくらでもあるんだよ。お前はそう言うところが頭が固い」

「そうでしたか。それは申し訳ありませんでした」

 シュウはハルに頭を下げてさらりと言い放ち、僕の方を見る。

「だそうだよ、冬里。無駄骨を折らせて悪かったね」

「どういたしまして」

 僕はなんだかとっても楽しくなった。シュウってなかなかどうして。面白いじゃない?

 でも、長くつきあううちに気づいたんだけど、シュウはそういう茶目っ気を出すのが、あまり良くない事だと思ってるようなんだ。だからたまにしか見せない。そんなところが石頭ー。いいよ、そのうちもっと引っ張り出してあげるから。


 で。

 ヴィアンは許嫁のジョシュアに会いに行ったあと、いろいろ思うところがあったようだ。

 やっぱり直接会うってことは大事だよね~。ジョシュアがどんなに自分を大切にしてくれていたかがわかったみたいだし、ヴィアン自身もジョシュアとシュウに対する気持ちの違いがほんのりわかってきたもよう。

 でも、料理教室はしばらく続けたいんだって。シュウに対するあこがれはまだあるし。

 それと、全部人任せじゃなくて、たまには自分で作ったものを、夫やいずれ授かるであろう子供にも食べさせてあげたいって。作ることの面白さにも目覚めたみたいだし。だから今までは、見た目の美しさや、普段ではなかなか作らないようなものが多かったんだけど、最近はホントに基本的な料理を教わってる。細かいことを言うと、包丁の持ち方から肉や野菜の切り方まで。


 でもひとつだけやっかいな事が起こったんだ。厨房の料理人と気安くなったヴィアンは彼らの話から市場の存在を知り、どうしても行ってみたくなったらしい。町に出るときに連れて行って欲しいと言い出すようになった。


 そんなある日。

「困ったヴィアンだこと」

「本当に。さて、トウリ。どうしようかな」

 僕は領主夫妻のお茶に呼び出しをくらって、ヴィアンのすこーし?わがままなお願いをどうするべきか相談を受けていた。

「さて、どうしましょう」

 うちの領主さんはお二人ともおおらかな方なので、たいていのことは許すんだけど、さすがに庶民の市場となると難色を示した。僕も危ないことは嫌いなんだけどね。なのにヴィアンってばジョシュアにも来て貰うからと両親を説得中だ。

「ヴィアンお嬢さまには、庶民の格好をしていただくと言うのは? もちろんジョシュアさまも庶民スタイルで」

「それでも危なくないかしら? 心配だわ」

 お母様の意見が一番もっともだよねー。それにヴィアンだけじゃなくてジョシュアも守らなきゃならないんだから、僕一人じゃちょっと無理がある。なので、僕にはある考えがあった。

「今回は市場に買い出しに行くと言う目的ですので、料理人を一人連れて行きたいのですが」

「料理人?」

「はい。お嬢さまに料理の手ほどきをさせていただいている、シュウ・クラマです。彼ならお嬢さまも気心が知れていますので。それに食材選びの勉強にもなりますし」

 ヴィアンとジョシュアのふたりがいるところにシュウが加わるのは、ちょっとまずいかな~とは思ったんだけど、彼が一番信頼できるんだから仕方がない。何があっても安心して背中を任せられる。なにより千年人だもん。


 そんなこんなで、ようやく市場見学は実現出来ることになった。ヴィアンはシュウが一緒に行くと知ったら困るかなと思ったんだけど、意外にも嬉しそうにした。

「料理をしているとき以外のシュウが見られるのよね」

「そうだけど、ジョシュアも一緒だよ」

「うん、わかってる。こんな事ならジョシュアに来て貰うって言わなきゃ良かった」

 などと言い出す始末。残酷だねー女の子って。まあ仕方ないか、完全にあきらめてもらうためには時間をかけて。でも意外だったのがシュウの反応。

「困るよ、冬里」

「え? なんで」

「せっかくジョシュアさまとお嬢さまの関係が元通りになりそうだったのに」

「仕方ないじゃない~。じゃあ他の人に頼む?」

「出来れば」

「ふふーん、いいけどねー。後でどうなっても知らないよ」

 意地悪い言い方で言うとシュウは「?」と僕を見る。

「お嬢さまはシュウが来ると思って、それはそれは楽しみにしてるんだよ。ここで避けられたとなったら、よけいに思いが募ってまとわりつかれちゃうかも。女の執念って言うのはこわいもんだよぉ。シュウのひとでなし~、お嬢さまをそんな風にしちゃってもいいの~」

「冬里…」

 シュウは目頭を押さえてため息をついていたけど、やがてあきらめたように顔を上げた。

「人で遊ばない、まったく…。わかったよ。ただし、私は食材の調達が第一だから二人の面倒は見られないよ」ときっぱり言い切る。

「了解~」

 これでもう大丈夫。シュウはあんなこと言ってるけど、責任感の強いシュウが二人を放っておけるはずがないじゃない?何かあればきっと駆けつけてくれるもんね。



 当日は天気も良く、絶好のドライブ日和だった。ドライブと言っても当時は馬車での遠出のことをそう言うんだよね。そして、お嬢さまやお坊ちゃまと料理人が同席は出来ないので、シュウが御者をしていく。ヴィアンは、いつもの料理人服とは違うラフな格好で御者席に座るシュウをまぶしそうに見上げたあと、馬車に乗り込んだ。

 そのヴィアンも、今日は地味な庶民スタイルだ。もちろんジョシュアも。ジョシュアは、本日の御者が自分の恋敵?だとは夢にも思っていないので、これから行く市場の冒険が楽しみで仕方がないようだ。

「ヴィアンもやっぱりワクワクする? 市場に行くの」

「え、どうしてかしら?」

「なんだかとっても嬉しそうだもの」

「え、ええ。もちろんよ!」

「僕もだよ。市場ってどんなところなんだろうな。いろんな物を売っていると聞いたけど、僕、自分でお金を払って買い物なんてしたことないもの。すごく楽しみなんだ」

 そんな風に言ってニッコリ笑うジョシュアに、おもわずヴィアンも微笑みを返してしまう。そしてシュウのときと同じようにちょっとまぶしそうな顔をした。

「ええと、じゃあ市場に着くまでに約束事をいくつか決めておくね。まず、絶対に単独では行動しないこと。というより、僕のそばを絶対に離れないこと。そして…」

 僕はドライブの時間を利用して二人に注意事項をたたき込んだ。もう二人とも小さな子供ではないから、そんなに心配はしていないけど、市場の雰囲気にのまれてしまうかもしれないからね。


 それにしてもシュウの手綱さばきはさすがと言うか、悪路でもそんなに揺れなく走っていく。ほどなくして馬車は町に入って行った。

「私、町に来るのも久しぶりだわ。わあ、あのお店に飾ってあるレース! なんて素敵なの。あら、今出て来た人の帽子も素敵!」

 ヴィアンは女の子らしく、通り過ぎるお店や道行く人のファッションが気になって仕方がないらしい。ジョシュアはそんなヴィアンには慣れているらしく、やれやれって言う顔で僕に肩をすくめてみせる。そして彼女には聞こえないように小さな声で言う。

「こんな時は何も言わずにニッコリ笑ってうなずき続けるのが、紳士のたしなみだそうですよ」

 ふふっ、ジョシュアもヴィアンに負けないくらい可愛いね。一人前の紳士にならなきゃ、って一生懸命な感じ。

 やがて馬車の歩調がゆっくりになり、そろそろと止まったかと思うと、「到着しました」と天井からシュウの声がした。僕は先に馬車を降りてまわりを確認し、二人に馬車から降りるように言った。


「「うわあ~」」

 ふたりが同じように感嘆の声をあげる。そこは猥雑な雰囲気と色の洪水。

 食べる物、着るもの、小物に雑貨。およそこの世にある物はすべてそろってるんじゃないかと言うほど、たくさんのものであふれかえっていた。僕は興奮するヴィアンをジョシュアと挟んで歩き出す。シュウは食材の仕入れのためと称して、どこかへ行ってしまっていた。でも、きっと目の届くところにいると僕は確信しているんだよね。

 心配したとおり? ヴィアンはわれを忘れてあっちへ走りこっちへ飛び出し…そうになるから、ジョシュアと僕は大忙しだ。そういうジョシュアも心ここにあらずになるときがあるんだよねー。もう、シュウってばこの非常事態にどこへ行ってるんだよ。

 山のように買い物をして、一度馬車に荷物を積み上げて。そのあとジョシュアがどうしてもいちど自分たちだけでお金を払ってみたいと言い出すから、仕方なくヴィアンと二人で店に行かせ、僕はちょっと離れて二人を見守っていた。


 そのとき…

 少し離れたところで甲高い悲鳴が上がった。何事かとそちらの方を伺ってみると、荷馬車につながれた馬が何かに驚いたらしく、後足で立ち上がっているのが見えた。そして、あろうことかこっち側へ走ってくる。というか、ちょうど買い物に夢中になってる二人の方へ。

 店の人が何か叫んで指さす方を見た二人は、そのまま石のように固まっている。

 飛び出して行っても間に合いそうにない。しまった!と思ったその瞬間、二人の前にすっと人影が現れたかと思うと、荒ぶる馬の手綱をガッとつかんで、そのスリムな身体に似合わない力強さで止めてしまう。そして馬の首のあたりに手を置いて、「よし、よし」と落ち着かせるように言っている。

 シュウだった。

 さっすがー、やっぱりどこかで僕たちの事見ててくれたんだね。


「「シュウ!」」

 でも、我に返ったヴィアンと、なんとジョシュアまでがシュウの背中に飛びついて行ったのでシュウの気がそがれてしまう。そして、落ち着きを取り戻しつつあった馬がまた前足を思い切り蹴り上げ、あっと思ったときには手綱が手から離れてしまっていた。

 向かう先にはまだよちよち歩きの子供。

「きゃあー!」

 母親の叫び声よりも早く僕はその子の方へ飛び出す。子供を胸に抱きんだのと、馬が僕に体当たりするのがほぼ同時だった。吹っ飛ばされたけど、ちゃんと受け身は取ったし、子供を守ることも忘れないよ。

「冬里!」

 シュウがあわててやってくる。馬はと見ると何人かの屈強な男たちが懸命に押さえて、ようやく完全に落ち着いたようだ。


「ありがとうございます、ありがとうございます」

 半泣きになった母親が僕の手から子供を受け取って何度も頭を下げながら、なかなか開放してくれないので、

「これくらい当然ですよ。でも、そろそろ帰らなきゃならないので」

と、馬車がたくさん止まっているあたりを指さした。母親はそれでも恐縮して幾度もお礼を述べながら帰って行った。

「トウリ、大丈夫なの?ごめんなさい、ごめんなさい。私が市場へ行きたいなんて言い出したから」

「ヴィアンのせいじゃないよ。僕が自分でお金を払うなんて言い出したからだよ」

 おまけにふたりとも、泣きそうになりながら自分たちのせいだと言い出す始末。

「だーいじょうぶだってば。それより買い物は出来た?本当にそろそろ帰らなきゃならないから心残りがないように。」

「ええ、もう充分」「僕もです」

 やれやれ、二人の気も済んだことだし、お屋敷へ帰るよとシュウに言おうと思ったら。あれ、いない? するとゴトゴト音がして、目の前に馬車が止まる。

「お迎えに上がりました」

 そう言って御者台から下りると、馬車の扉を開けてヴィアンとジョシュアを乗せ、小声で付け加える。

「あまり身体を動かさないように。出来れば横になった方がいいのだけど」

 なんで? 特に外傷もないし、どこもちっとも痛くないよ? そう思って、

「変なシュウ。全然なんともないのに」

 そんな風に言ったんだけど、それが間違いだと知ったのは馬車が走り出してすぐ。

 なんだか身体が重い。起きているのが苦しくなった僕は、たまらず横になってしまう。

「トウリ!」

 びっくりした二人が天井をたたいてシュウに知らせたのだけど、シュウはかまわず走り続ける。窓から顔を出したジョシュアに、

「横になっていれば大丈夫です。とにかく今は一刻も早くお屋敷に着くのが先決です」

と、落ち着き払って言ったので、少し安心したみたいだ。

 そして、心配そうにのぞき込む二人の頬に手を当てたところで、僕の意識は遠のいていった。


 なんだかものすごくガタガタするなぁ、なんで? あーそうだ市場からの帰りだっけ。でも、シュウってこんなに御者へたくそだったっけー。

「ようやくおめざめだな」

 あれ? ハルの声だ。と言う事は、と、あたりを見回すと、どうやらここはハルの部屋。そのベッドに寝かされているらしい。でも、なんでこんなにガタガタしているんだろう。

「目が覚めましたか? なら、早く修復なさい」

 今度はシュウの声だ。修復? そこで初めて気がついた。僕の中に積み上がっているものがグラグラとゆれていて、今にも崩れ落ちそう。

「本当に、いくら千年人でもまともに馬の蹴りをくらっては、大丈夫でいるわけにはいかないんですよ」

「へえー」

 そんな切羽詰まってるときに僕は、こーんなにガタガタで修復できるのかな~とか、千年人だって言うのにもう消えちゃうのか~やだな、とか。およそ今の状況とはかけ離れたことをのんきに考えていた。

「感心していないで」

 いつまでもぼうっとしている僕に業を煮やしたのか、シュウが僕の胸のあたりに手を当てる。するとその手がすっと僕の中に入ってきた。間もなく手が透明になり、水のように広がって僕のグラグラに浸透していく。すべてをおおったあと、シュウがおもむろに言った。

「これで少しはグラグラしなくなりましたね?ご自分の身体なのですから、ご自分で修復なさって下さい」

 あれ、シュウってばまた敬語になってる。ホントに仕様がないと注意しようと思って、顔をのぞき込んで……


 怖っ!本気で怒ってるね、これは。

 シュウは本当に怒ると言葉が丁寧になるんだねー。覚えておこうっと。

 そして僕は自分を積み上げてあるものに集中していった……

 修復が終わった後、僕をおおっていた水のようなシュウがすうっと離れていく。

 そしてね、このときは自分でも気がつかなかったんだけど、蹴られたときにほんのすこうし、欠けてしまったところがあったみたい。そこへ置いて行ったんだよね、シュウが離れていくときに本人さえ知らずに残した、シュウのカ・ケ・ラ。

 このときからシュウの感情が大きく揺れ動くと、僕にも響くようになったんだ。


§ § §


 シュウがめずらしく泣いたりするから、なつかしいことを思い出しちゃった。

 でもこれが三度目、僕が気づくほどシュウが感情をあらわにしたのは。

 四百年の間に、たった三度って、シュウってどうなってるんだろうね。まあ、シュウのカケラはごく小さくて、よほどの事がないとさすがの僕でも気づくのが難しいんだけど。


 あ、ちなみにあのあと市場の冒険を経験したことで、ヴィアンとジョシュアのこころは急速に近づいていき、程なくしてめでたく婚約が執り行われた。とりあえず家庭教師作戦は成功って事になるのかな?

 で、お役ご免になった僕は、ハルが勧めてくれた仕事を断って、興味があって行きたかった東洋への旅を始めたんだよね。時間をかけて。いろんな所にじっくり滞在しながらね。そうして現在に至るってわけ。


 僕はシュウのことも気にかかっていたんだけど、ほんっと疲れていたみたい。思い出に浸りながら、気がつけばソファで朝を迎えていた。





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