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200文字小説集

桜舞うホームで(200文字小説)

作者: 日下部良介

列車の窓越しに見つめ合う。

発車の時刻が近づいてくる…。

そして、今までの思い出が甦ってくる。


初めて“恋”というものを知った。

三年間の高校生活。

ずっと彼女が僕の中心にいた。

卒業後は、お互い夢をかなえるために違う道を選んだ。

僕は東京の大学へ。

彼女は地元の専門学校へ。


「離れていても、心はずっと君の中だよ」

僕の言葉に彼女が頷く。

頬を伝う涙。


ホームには桜の花びらが舞い落ちる。

二人のしばしの別れを惜しむように。


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― 新着の感想 ―
[一言] これがあなたの作品の中ではマシな方かな。 すごく平凡な恋愛劇だけど、悲哀がある。
[一言] 「桜舞うホームで(200文字小説)」を拝読しました。切なく素敵な物語ですね。二人の恋がこれからも続いてくれたらいいなあと思いました。桜の花びらが良い味わいをだしていますね。楽しめました。面白…
[一言] 甘ーい二人に切ない別れ。 こういう青春ってあったような……。
2011/04/08 16:37 退会済み
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