表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/12

五回目のループ

俺はとあるルートを通じて、SCにコンタクトを取った。

メールしたのは朝の6:55。

朝早すぎたか……。

そう思っていたら、15分後メールが来て、メッセージアプリのIDがあった。

俺はメッセージアプリで連絡を取る。

「SC先生。朝早くにすみません」


「今バカンス中だ。そちらとは19時間時差がある。こっちは12時すぎだ。急ぎだろ?手短に進めよう。協力はする。ただこれ小説にするぞ。個人情報は出さない。いいならこのまま続けてくれ」


「はい。構いません。逆に楽しみにしてます。髪喰いさまは知ってますか?」


「あぁだから連絡をしたんだ。こいつはガチだなと。それで実際髪を喰われたのか。証拠画像とかあるか?」


俺は画像を送った。


「こいつは興味深いな。それでループが5回目で、異世界転職相談所が絡んでいるみたいだと……」


「おそらく。俺おかしなことを言ってますか?」


「いや、それがまともな考えだろうな。さすがに5回ループなら、異世界転職相談所の可能性はあるな。しかしこれは少し厄介だぞ」


「どう厄介なんですか?」


「この文脈での縁というのは、彼女の望みという心の縁+異世界転職相談所に行った事での縁という、二つの線で結び付いている。

仮に異世界転職相談所に行った事での縁を切ったとしても、彼女の望みという心の縁が切れなくては、同じ事になる。

つまり今回のケースだと、この2つを同時に切らないといけない」


「先生でも無理ですか?」


「そもそも私は関与しないからね。アドバイスだけだ。まずは彼女の望み。これは異世界転職相談所に行くくらい、別の世界に行きたいという願望をどうにかしなくてはならない。彼女は両親が亡くなっている。それで弟と妹を育てている。これはその年頃の子であれば、十分な動機になるだろう。

これをどうにかすれば」


「どうすれば」


「お前が彼女と彼女の弟と妹の面倒を見ていい。と思うなら、プロポーズでもしてみればいいんじゃないか」


「わかりました。します。それで彼女が助かるなら。彼女のこと好きなんで」


「そうか。あとは『***********』この座標の場所まで行け。日没までにだ。

日没をすぎると、その辺りはやばい。

ここに、はさみの刺さった大きな木があるから、そこに彼女の使っているはさみを刺して、彼女の悪縁が切れるように祈れ」


「彼女の使ってるはさみ。それを借りて刺せばいいのですか?」


「あぁ。プロポーズ⇒ハサミ借りる⇒木に行って刺すだぞ。あと刺したらそのままにしておけ。ハサミは新しく買って、ゴメンなさい。して返せ」


「わかりました。ありがとうございます。無事に進めば、また連絡します」


「髪喰いさまは、記憶を喰うからな。連絡がなければ、無事に進んだと思っておく」


「そうですね。ありがとうございました」


「あぁ。無事に行くように、この地域の怪しい石像かなにかに祈っておいてやるよ」


「はは。代償とかなさそうなところに」


「そうだな。フルーツ程度でよさそうなところに願をかけとくよ。フルーツは私からのおごりだ。じゃあな」


「ありがとうございます」


俺は数字の場所を検索し、行く準備を整える。


……


俺は下に行き、両親に話しをした。

親父は快諾して、卒業したら、うちの会社に来いと言われる。

そして家で彼女の弟や妹が大きくなるまで住め。

ずっと住んでもいいが、2人きりになりたいだろう。

あとお年玉前貸ししてやるから、シルバーでいいから、早いうちに指輪を贈れ。

しかし結婚は20歳までムリかもしれない。

父さんも母さんも許可するが、

彼女の両親がいないなら、後見人の許可もしくは裁判所の許可が必要になる。

そう言われた。


……

学校でプロポーズ


俺は学校で弥生ちゃんに会うなり、屋上に誘った。


「俺卒業したら働くし、弥生ちゃんの弟と妹の面倒も見るから、結婚を前提につきあってください」

と俺は言った。


「えっ、なんで兄弟の事知ってるの」

と弥生ちゃんは困惑している。


「ごめん。知ってるんだ。両親にも相談した。彼女さえよければ、うちは大丈夫だと言ってくれた。うちに弥生ちゃんと弟と妹と一緒に住めばいいって言ってくれた」

と俺は言った。


弥生ちゃんは、怯えたような表情をしてた。

「それはわたしのため?可哀そうだから」

と弥生ちゃんは言った。


「そうなのかな。俺もそう考えたんだ。でも違うってわかった。

ただ君の事を守りたい。

共に生きていきたいだけなんだ。

共に生きていければ、俺は幸せになれる。

わがままだろ。

君のためであるかのように、振る舞って、

ただ君が好きなだけなんだ。

君が傷つくのが嫌で、

君を守れない自分が情けなくて、

情けなくて、

生きていく価値すらない。

そんな風に思ってしまう。

でも本当に君が好きなんだ。

俺に君を支えさせてほしいんだ。

俺に君を守らせてほしいんだ。

俺に君の大事なものを一緒に守らせてほしいんだ。

こんな俺じゃダメかな」

と俺は言った。なぜだか、目から涙があふれた。


「うんうん、違うの。

驚いただけ、

でもね。

私ずるい女だよ。

そしてヒドイ女だよ。

弟や妹の面倒見ている時、

かわいいから私がしっかりしなきゃって思う反面。

だれか助けてくれないかな。

私を連れて逃げてくれないかな。

そんな風に思っていた。

弟や妹がいると、私幸せになれないじゃないかって、

そんな風に思っていた。

ヒドイ女だよ。

そして、今、君に頼りたい自分がここにいる。

お父さんとお母さんに、弟と妹の面倒みるから、

安らかに眠ってね。

って約束したのに。

それに、君は私の事

賢いって思っているかもしれないけど、

必死で勉強しているの。

ボロが出ないように。

見栄っ張りなの。私。

嫌でしょ。こんな女。

私は嫌いだよ、自分のことが」

弥生ちゃんはそう言った。


それを聞いてて、俺はボロボロないた。


「なんで泣くの?おかしいじゃない。

こんな嫌な女のために」

弥生ちゃんはそう言った。


「それでも君のことが好きなんだ。

君が1万回君を否定したとしても、

俺は1万5千回君を好きだという。

俺は1万5千回君を肯定する」

と俺は言った。


「バカだよ。君は」

弥生ちゃんはそう言い、唇をかみしめうつむいた。


「あぁ自覚があるよ。バカは諦めが悪いんだ。

だから大人しく。俺と結婚前提につきあってください」

と俺は言った。


「わかった。ありがとう。私も君のこと、本当は好きだよ。

でも、君には君の人生がある。私の犠牲になんかしたくない」

と弥生ちゃんは言った。


「犠牲じゃないんだ。

ただ君が好きで、好きで、好きで。

もうこの気持ちが止まらない。

いばらの道かもしれない。

大変かもしれない。

でも君が隣にいてくれたら、俺は乗り越えられる。

お願いだ。

俺には君が必要なんだ」

と俺は言った。


「……じゃあ。お父さんとお母さんにあいさつしにいかなきゃだね。

可愛がってもらえるかな。

弟と妹……

けっこうやんちゃだよ。大丈夫かな」

と弥生ちゃんは言った。


俺は弥生ちゃんを抱きしめた。

弥生ちゃんは一瞬驚いていたけど、

「もう。強引なんだから。でも君が好きでいてくれてよかった。

ありがとう忍君」

と言った。


「ありがとう。弥生ちゃん。俺今からすぐに行かないといけない所があるんだ。ねぇ弥生ちゃん。ながく使ってるハサミある?」

と俺は言った。


「うん。カバンの中に小学校の時から使ってるのがあるよ」

と弥生ちゃんは言った。


「ごめん。それ貸して。今日はどうしても行かないといけないところあるから、早退する。引っ越しできるのは、片付けがあるから、3日後以降になると思う。引っ越しは父さんの会社で軽トラが借りれるから、それで行こう。父さんも俺も手伝うから。帰ったらゆっくり話そう。大好きだ。愛している」

と俺は弥生ちゃんからハサミを借り、学校をでた。


五回目のループ


俺はとあるルートを通じて、SCにコンタクトを取った。

メールしたのは朝の6:55。

朝早すぎたか……。

そう思っていたら、15分後メールが来て、メッセージアプリのIDがあった。

俺はメッセージアプリで連絡を取る。

「SC先生。朝早くにすみません」


「今バカンス中だ。そちらとは19時間時差がある。こっちは12時すぎだ。急ぎだろ?手短に進めよう。協力はする。ただこれ小説にするぞ。個人情報は出さない。いいならこのまま続けてくれ」


「はい。構いません。逆に楽しみにしてます。髪喰いさまは知ってますか?」


「あぁだから連絡をしたんだ。こいつはガチだなと。それで実際髪を喰われたのか。証拠画像とかあるか?」


俺は画像を送った。


「こいつは興味深いな。それでループが5回目で、異世界転職相談所が絡んでいるみたいだと……」


「おそらく。俺おかしなことを言ってますか?」


「いや、それがまともな考えだろうな。さすがに5回ループなら、異世界転職相談所の可能性はあるな。しかしこれは少し厄介だぞ」


「どう厄介なんですか?」


「この文脈での縁というのは、彼女の望みという心の縁+異世界転職相談所に行った事での縁という、二つの線で結び付いている。

仮に異世界転職相談所に行った事での縁を切ったとしても、彼女の望みという心の縁が切れなくては、同じ事になる。

つまり今回のケースだと、この2つを同時に切らないといけない」


「先生でも無理ですか?」


「そもそも私は関与しないからね。アドバイスだけだ。まずは彼女の望み。これは異世界転職相談所に行くくらい、別の世界に行きたいという願望をどうにかしなくてはならない。彼女は両親が亡くなっている。それで弟と妹を育てている。これはその年頃の子であれば、十分な動機になるだろう。

これをどうにかすれば」


「どうすれば」


「お前が彼女と彼女の弟と妹の面倒を見ていい。と思うなら、プロポーズでもしてみればいいんじゃないか」


「わかりました。します。それで彼女が助かるなら。彼女のこと好きなんで」


「そうか。あとは『***********』この座標の場所まで行け。日没までにだ。

日没をすぎると、その辺りはやばい。

ここに、はさみの刺さった大きな木があるから、そこに彼女の使っているはさみを刺して、彼女の悪縁が切れるように祈れ」


「彼女の使ってるはさみ。それを借りて刺せばいいのですか?」


「あぁ。プロポーズ⇒ハサミ借りる⇒木に行って刺すだぞ。あと刺したらそのままにしておけ。ハサミは新しく買って、ゴメンなさい。して返せ」


「わかりました。ありがとうございます。無事に進めば、また連絡します」


「髪喰いさまは、記憶を喰うからな。連絡がなければ、無事に進んだと思っておく」


「そうですね。ありがとうございました」


「あぁ。無事に行くように、この地域の怪しい石像かなにかに祈っておいてやるよ」


「はは。代償とかなさそうなところに」


「そうだな。フルーツ程度でよさそうなところに願をかけとくよ。フルーツは私からのおごりだ。じゃあな」


「ありがとうございます」


俺は数字の場所を検索し、行く準備を整える。


……


俺は下に行き、両親に話しをした。

親父は快諾して、卒業したら、うちの会社に来いと言われる。

そして家で彼女の弟や妹が大きくなるまで住め。

ずっと住んでもいいが、2人きりになりたいだろう。

あとお年玉前貸ししてやるから、シルバーでいいから、早いうちに指輪を贈れ。

しかし結婚は20歳までムリかもしれない。

父さんも母さんも許可するが、

彼女の両親がいないなら、後見人の許可もしくは裁判所の許可が必要になる。

そう言われた。


……

学校でプロポーズ


俺は学校で弥生ちゃんに会うなり、屋上に誘った。


「俺卒業したら働くし、弥生ちゃんの弟と妹の面倒も見るから、結婚を前提につきあってください」

と俺は言った。


「えっ、なんで兄弟の事知ってるの」

と弥生ちゃんは困惑している。


「ごめん。知ってるんだ。両親にも相談した。彼女さえよければ、うちは大丈夫だと言ってくれた。うちに弥生ちゃんと弟と妹と一緒に住めばいいって言ってくれた」

と俺は言った。


弥生ちゃんは、怯えたような表情をしてた。

「それはわたしのため?可哀そうだから」

と弥生ちゃんは言った。


「そうなのかな。俺もそう考えたんだ。でも違うってわかった。

ただ君の事を守りたい。

共に生きていきたいだけなんだ。

共に生きていければ、俺は幸せになれる。

わがままだろ。

君のためであるかのように、振る舞って、

ただ君が好きなだけなんだ。

君が傷つくのが嫌で、

君を守れない自分が情けなくて、

情けなくて、

生きていく価値すらない。

そんな風に思ってしまう。

でも本当に君が好きなんだ。

俺に君を支えさせてほしいんだ。

俺に君を守らせてほしいんだ。

俺に君の大事なものを一緒に守らせてほしいんだ。

こんな俺じゃダメかな」

と俺は言った。なぜだか、目から涙があふれた。


「うんうん、違うの。

驚いただけ、

でもね。

私ずるい女だよ。

そしてヒドイ女だよ。

弟や妹の面倒見ている時、

かわいいから私がしっかりしなきゃって思う反面。

だれか助けてくれないかな。

私を連れて逃げてくれないかな。

そんな風に思っていた。

弟や妹がいると、私幸せになれないじゃないかって、

そんな風に思っていた。

ヒドイ女だよ。

そして、今、君に頼りたい自分がここにいる。

お父さんとお母さんに、弟と妹の面倒みるから、

安らかに眠ってね。

って約束したのに。

それに、君は私の事

賢いって思っているかもしれないけど、

必死で勉強しているの。

ボロが出ないように。

見栄っ張りなの。私。

嫌でしょ。こんな女。

私は嫌いだよ、自分のことが」

弥生ちゃんはそう言った。


それを聞いてて、俺はボロボロないた。


「なんで泣くの?おかしいじゃない。

こんな嫌な女のために」

弥生ちゃんはそう言った。


「それでも君のことが好きなんだ。

君が1万回君を否定したとしても、

俺は1万5千回君を好きだという。

俺は1万5千回君を肯定する」

と俺は言った。


「バカだよ。君は」

弥生ちゃんはそう言い、唇をかみしめうつむいた。


「あぁ自覚があるよ。バカは諦めが悪いんだ。

だから大人しく。俺と結婚前提につきあってください」

と俺は言った。


「わかった。ありがとう。私も君のこと、本当は好きだよ。

でも、君には君の人生がある。私の犠牲になんかしたくない」

と弥生ちゃんは言った。


「犠牲じゃないんだ。

ただ君が好きで、好きで、好きで。

もうこの気持ちが止まらない。

いばらの道かもしれない。

大変かもしれない。

でも君が隣にいてくれたら、俺は乗り越えられる。

お願いだ。

俺には君が必要なんだ」

と俺は言った。


「……じゃあ。お父さんとお母さんにあいさつしにいかなきゃだね。

可愛がってもらえるかな。

弟と妹……

けっこうやんちゃだよ。大丈夫かな」

と弥生ちゃんは言った。


俺は弥生ちゃんを抱きしめた。

弥生ちゃんは一瞬驚いていたけど、

「もう。強引なんだから。でも君が好きでいてくれてよかった。

ありがとう忍君」

と言った。


「ありがとう。弥生ちゃん。俺今からすぐに行かないといけない所があるんだ。ねぇ弥生ちゃん。ながく使ってるハサミある?」

と俺は言った。


「うん。カバンの中に小学校の時から使ってるのがあるよ」

と弥生ちゃんは言った。


「ごめん。それ貸して。今日はどうしても行かないといけないところあるから、早退する。引っ越しできるのは、片付けがあるから、3日後以降になると思う。引っ越しは父さんの会社で軽トラが借りれるから、それで行こう。父さんも俺も手伝うから。帰ったらゆっくり話そう。大好きだ。愛している」

と俺は弥生ちゃんからハサミを借り、学校をでた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ