弱そうな陰陽師の小娘はっけ〜んwww
「ぐひっげひっ・・・はぁはぁ。はぁ・・・首を締めやがって・・・はぁはぁ・・・。」
大王鬼から逃げるように船から走り出てきた青王鬼は島を見て驚く。
なんと青王鬼から見ると島中が鬼しか見えないのだ・・・つまり手柄首の陰陽師の姿が見えないのだ。
「こ、コレ・・・どこに陰陽師いるの?右見ても左見ても真ん中見てもしましまパンツの鬼ばかりぃっー!いやぁっー!陰陽師の首取らなきゃ大王鬼のクソバカ木偶の坊に殺されちゃうぅっー!やだやだやだぁっー!」
・・・と泣きわめくが青王鬼はふと我に返った。
「ふと閃いたのだが・・・陰陽師って変な御札を使うヒョロガリの集まりだったよな?って事は接近戦には不向きの雑魚の集まりって訳だ。すなわち不利になれば背を向けて逃げるしコソコソと隠れようとする。その逃げようとしている奴をとっ捕まえて殺してやる!これ妙案じゃない?私、閃いちゃったったー!」
現在、鬼達は優奈と激戦をしている。そんな中、青王鬼が優奈達の背後に回って挟み撃ちを仕掛けようとする。
「コソコソ〜。コソコソ〜っと♪うむうむ良い感じでアイツらの背後に回り込んだじょじょ〜♪」
みんな正面から乱戦しているから背後に回り込むのは簡単だった。
すると青王鬼の目に見えるのは岩かげに隠れて優奈と鬼の戦いを見ている凛であった。
「なんかめっちゃ弱そうな小娘はっけーん!なんかビクビク怯えているし簡単に首取れそう!頭脳しか取り柄のない私でも簡単に首チョンパ出来そっそー♪」




