鬼さんも色々考えているんやなぁ〜
一方その頃・・・鬼たちの幹部はというと。
先程の彩聖がぶっ倒した赤王鬼が乗っていた船より更に豪華な船の中に紫色のめっちゃデカい鬼がいた。
「大王鬼様!ただいま下っ端が島に上陸しました!陰陽師の奴らの首をすぐにでも取ってくるでしょう!」
その場には緑王鬼という緑色の鬼と青王鬼という青色の鬼がいた。二人共、鬼の幹部である。
「・・・であるか。」
そして大王鬼という鬼の王様がいる。2メートルを超える巨体で禍々しいオーラを放つ鬼である。
「ケケケッ。この青王鬼の策は見事にハマりましたなぁっ!赤王鬼に囮を率らせて島の反対方向から上陸して挟み撃ち・・・!この智将と言われる青王鬼、戦いは駄目ですが頭を使う事は誰よりも長けております。」
「・・・であるか。なら早う陰陽師の首を取ってこい!」
大王鬼は青王鬼の首根っこを掴む。
「ひゃいっ!あ、あの私は智将故に戦うのは苦手でござい・・・」
そして大王鬼は首を絞める。
「ぐぼがぁ!やべでぐだざいっ!!」
「我は戦う者が好きぞ!故に頭しか使えない者は気に入らん。殺す!」
「わがりまじだっ!ぐびどっでぎまず!!」
「宜しい。なら取ってこい!」
青王鬼・・・解放!大王鬼の恐怖の首絞めからなんとか開放される。
「げほっげほっ!任せて下さい!大王鬼様が好まれるタイマンで見事陰陽師のバカ共を血祭りにあげてみます故・・・!」
「早う行かんかい!緑王鬼は既に行ったぞ!殺されてぇのか!」
「ひゃ、ひゃい!行ってまいりますっ〜〜〜!!」




