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『この世界の平和の為に私は戦う』―怖い妖怪なんてぶっ倒しちゃえ!彩聖の妖怪大殲滅物語!―  作者: 獅子王
彩聖の妖怪退治

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暴れすぎて船が沈んどるwww

「ふぅっー。弱い鬼だったな・・・まさか他の幹部も弱いんか?」


赤王鬼を海に投げ飛ばして溺死したのを確認した彩聖はその場に胡座をかいて座る。


「それにしても派手に暴れすぎたな・・・船の中がボロボロじゃねぇか・・・。」


下っ端の鬼との戦いで派手に暴れすぎたのが原因で船の中はボロッボロだ。


「なんか・・・あの赤王鬼とかいう雑魚と戦うより下っ端との戦いの方が疲れたぞ・・・数が多すぎてキリがないからな・・・」


数が多いとそれだけ身体を動かさないと行けないから体力は赤王鬼との戦い以上に使うのだ。


さて・・・それよりこれからどうしよう・・・。


他の幹部は一体どこにいるんだ?あと二人幹部がいるのに見当たらない・・・ということはこの船にはいない。


・・・ということは。


「マズイ!これは挟み撃ちされたか!?」


そう・・・赤王鬼は囮で他の幹部が島の反対方向から上陸して来る。そうなると足手まどいの凛と術の使いすぎでヘロヘロの優奈では勝てない・・・つまり死!


「クッソがぁっ〜〜!!1人で突っ走りすぎた!勢いで動きすぎた!」


彩聖の最大の欠点・・・勢いに任せて1人で突っ走る事がよくある。そのせいで今大ピンチに陥っている。


「あぁもう!しゃーねぇからこの船操縦してやる・・・!」


と思ったら何かおかしい。


「ん?なんか床が濡れている・・・?」


なんかジワジワと海水が船内に入ってくる。


「っ!しまったっー!」


気付いた時にはもう遅い。この船は彩聖が大暴れしすぎてボロボロになっておりジワジワと海水が船の中に入ってきていたのだ。


そして遂にこの船は沈むことになる。


「ちくしょう!こうなったら泳いで陸に戻ってやらァっ!」


泳ぐのは得意だ。陰陽師では小さい頃にもし何かあったときの為に水泳を強制的に習わされるのだ。


服を着たまま、武器を持ったままでも溺れず泳いで生き延びる為に毎日泳ぎの練習をしていた。


こう見えても彩聖は泳ぐのは陰陽師全体で1位だ。優奈や凛より成績は良い。


しかし実戦で泳ぐのは初めてである。


「ああ!神々も御照覧あれ!」


そう叫び海に飛び込んでいく。





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