『破壊』の赤王鬼が破壊されとるwww
「ワシはのぉ〜人間が大嫌いでしょうがないんよぉ〜。人間はいつもワシら妖怪を迫害するからのぉ〜。だからワシはそんな人間を破壊するんよぉ〜。」
屈強な鬼の赤王鬼だが体臭の臭さも半端なかった。
「そら迫害されるわ。だっておめぇ臭いからな。大人しく迫害されとけ。」
手にする刀で彩聖は赤王鬼を斬りつけるが赤王鬼の身体は岩のように硬かった。
「フハハハ〜!この赤王鬼の身体は岩のように硬い頑丈な身体なのよぉ〜。おめぇの安物の刀では切り落とせんぞぉ〜〜?」
赤王鬼は「この勝負もらった」と思ってニヤニヤ笑う。この後、彩聖どうやって殺そうか考えていたのだ。
「ほーん?ならコイツで叩いたらぁ。」
彩聖はそこら辺にある、さっき倒した鬼の棍棒を拾う。
とはいえ人間の女が棍棒を持ったところで大した威力にならないと赤王鬼は思っていた。
「ほぉ〜?棍棒で叩いてこの赤王鬼の身体が砕けると思っとるのかのぉ〜〜?なんなら一発ワシに攻撃当ててみぃ〜〜」
この鬼、明らかに彩聖を舐めて掛かっている。そんな事すると痛い目見るというのに・・・。
しかし、それもしょうがない。初めて見る人からすると彩聖は華奢な美少女・・・見た目は綺麗で可愛くて虫すら殺せそうにないか弱い乙女にしか見えないもの。
だからどうしても見た目で舐められやすい。
そして彩聖は舐められるのが一番キライだ。
「おい。一発攻撃受けてくれるんだな?」
「おぉ〜。か弱き小娘の攻撃がどれ程のものか喰らってみたくてのぉ〜。」
「なら遠慮なくいくわ。」
彩聖は棍棒を野球の神主打法の様なフォームで振り抜く。
その素晴らしいフォームから繰り出されたスイングを受けた赤王鬼は派手に吹っ飛ぶ。
「ぎょわぁぁぁっっっ〜〜〜!!!な、な、なにこれ?なにこれ?これ?」
赤王鬼は彩聖のスイングを喰らって岩のように硬い頑丈な身体がボロボロと崩れていくのを見て恐怖し気が動転する。
「えっ?あんな弱そうな小娘がなにこの威力?」
「おう、誰が弱いって?」
身体がボロボロ崩れてきて上手く立てない赤王鬼の前に威圧感たっぷりの彩聖が現れる。
「は、はれ?小娘?君そんな威圧感あったけ?け?」
「喋んなボケ。これからおめぇの身体破壊したるけぇのぉ。」
「えっ!やめて!破壊しないで!やめてやめてやめてってー!」
恐怖で冷や汗たっぷりの赤王鬼は必死に命乞いをするが彩聖は棍棒で頭をガンガン叩きまくる。
「あ、い、た。あっいたーい!痛すぎるぅっ〜!」
しかし赤王鬼がギャーギャー騒いでも彩聖は何一つ言わずに棍棒で頭をガンガン叩いていく。
そうして叩いていくと頑丈な頭もやがてヒビが入る。
「ヒビが入ったな。よし!」
「ギャッ―ヤメてー!『よし!』とか言わずにもうヤメてー!もう足も手も動かないの―!慈悲をお願いますっす〜!!」
ヒビが入ると粉々に砕けるまであと僅かである。そうなると赤王鬼も必死に命乞いをする。
「そうか。なら私も鬼ではない。慈悲のあるか弱き乙女だ。」
そう言って彩聖は赤王鬼の身体を持つ。
「へ?あの〜???」
キョトンとした顔の赤王鬼。その後すぐの事であった。
「これが私の慈悲だっー!この大海原にお前を帰してやる!」
「ぎゃっーー!!ヤメてっー!!ワシ、もうボロボロで身体動けないのっー溺れ死んじゃう死んじゃうっーうーー!!」
「やかましぃわアホぅー!」
彩聖は赤王鬼をこの広い瀬戸内海という大海原に放り投げた。
「いやぁっ〜!!タスケテタスケテケテケテ〜〜〜!!」
そう言って騒ぐ赤王鬼だが、やがて口に水が入り喋れなくなる。
「ゴボゴボ・・・ダズゲ・・テ・・・ゴボゴボ。」
「・・・よし!沈んだな。」
彩聖は赤王鬼が海に沈んで溺死したのをしっかり確認して一息をつくのであった。




