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『この世界の平和の為に私は戦う』―怖い妖怪なんてぶっ倒しちゃえ!彩聖の妖怪大殲滅物語!―  作者: 獅子王
彩聖の妖怪退治

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鬼を100体撃破せよ!

遂に鬼の軍勢が島にやって来た・・・!


迎え撃つのは彩聖、優奈、凛の3人。


現れた鬼の数は恐らく100体ほどと見られる。


この圧倒的劣勢に3人はどの様に切り抜けるのか・・・!


「おうおう、この状況の切り抜け方なんか1つしか無ぇだろうが。『勢い』よ。例え数が少なくても圧倒的に強い『個』の『勢い』で鬼をブッ殺す!そうすりゃあ鬼さんもちったぁ怯むだろうが!」


彩聖の言うとおりである。圧倒的な強さを持つ人が勢い良く敵に斬りかかれば敵も驚く。


しかもばったばったと殺していけばその強さに敵も怯む。


その『怯み』が大事なのだ。怯むということは敵の動きが鈍くなるということだ。命の取り合いの戦場において動きが鈍くなるということは即ち死を意味する。


戦場では一瞬の隙が・・・行動の遅さが死に直結する。だから敵を怯ませるという事は大事なのだ。


「という訳で私は今から行ってくる。あのバカ鬼共はこの島へ上陸させん!奴らの船奪って船戦ふないくさじゃっー!!」


大声で吠えて彩聖は走って行く。


「あー、彩聖行っちゃった・・・。」


「彩聖ちゃんの戦いぶり見せてもらおうかしら」


「優奈ちゃんは戦わないの?」


「私は正直戦いたくないかな・・・。術の影響で身体が重いのよ。疲れているのかしら・・・。」


さて2人が見守る中、彩聖は走り幅跳びの感覚で鬼の船へジャンプした。


「オラッ―!鬼共!ブッ殺したらぁっー!!掛かってけぇっー!!」


とんでもない距離を飛んだ彩聖に対して鬼も驚いてしまう。


「ナ、コノ距離ヲ飛ンデクルだとっ!!!」


「コノ人間ノ女ヲコロセー!!」


大慌ての鬼達、そんな鬼と対峙した彩聖の感想は1つしか無かった。


「おめぇらクセぇ。糞の臭いがするぞボケぇっ!」


悪臭!鼻がひん曲がる程の臭さ!彩聖は糞の匂いと言っているがこの臭さは・・・多分風呂にずっと入っていない臭さだ。


「何イッテヤガル!コノ女コロセー!」


「コノ女犯シテヤルー!」


「やってみぃや!ゴラァっー!!」


怒鳴り叫びながら彩聖は抜刀して鬼の身体を真っ二つにする。


鬼の身体からはドロっと血が垂れ流れ、その光景に他の鬼は恐怖した。


「おっ?ビビっとるな!」


相手が怯んだと分かったら彩聖は相手の動きが鈍くなっている内に襲い掛かる。


「オラァっ!ビビってんちゃうぞ!ゴラァっー!!」


鬼が反撃に移る間も無く、素早く刀で真っ二つにしていく彩聖。その剣はまさに剛剣であった。


動きは疾く、振りは力強い。まさに剛剣・・・獣の剣である。


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