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『この世界の平和の為に私は戦う』―怖い妖怪なんてぶっ倒しちゃえ!彩聖の妖怪大殲滅物語!―  作者: 獅子王
彩聖の妖怪退治

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火の玉ストレート

御札の使い方がある程度上手くなった彩聖はニッコニコであるが、それは隣で練習していた凜も同じであった。


「いやぁ〜あたしも火の玉を扱えるようになっちゃったよ。これで今度の鬼退治であたしも少しは役に立てるよね?」


「余裕だろ?おめぇの火の玉ストレートはなかなかの勢いだ。鬼どもの焼かれる姿が想像できて面白そうだな!」


邪悪な笑みを浮かべる彩聖。妖怪退治となると彩聖は鬼よりも怖くなるから困る。


そして凜はこの火の玉ストレートとという技名がダサくて困る。


「うーん、その火の玉ストレートっていう技名ダサ過ぎるんだけど?もっといい名前付けてよ。」


「はぁ?こんなキレの良い技名他にないぞ?嫌なら自分で考えろや」


「うっ・・・それは・・・困ったな」  


彩聖にダサいと言ったが冷静に考えたら自分では技名が思い付かない。


ファイヤーボール・・・これはそのまんま過ぎてカッコ悪い。


ドラゴンファイヤー・・・適当に考えただけでドラゴン要素がない。名古屋住みなら某球団があるからドラゴンって付けても良いかもね。


エンペラーバースト・・・ただの火の玉なのにイキリ散らした技名でカッコ悪い。中二病って感じで痛々しい。


「駄目だっ・・・!良い技名が思い付かないよっ・・・!もう優奈ちゃんが決めてよっ・・・!」


「ええっ!?私っ!?私も技名付けるの苦手なんだけど!?」


例え技名を決めるのが苦手とはいえ彩聖ほどダサい技名にはならんでしょ・・・という考えが凛にはあった。


てか優奈は大人なんだから彩聖よりカッコいい名前が付けれて当たり前だと思っている。


しかし・・・それは凛の勝手な思い。大人だって技名考えるのは苦手なのだ。


「もう火の玉ストレートにしちゃおっか・・・♪威力抜群に感じるし♪」


「えっ」


この瞬間、凛の火の玉の技名が『火の玉ストレート』になった。





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