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『この世界の平和の為に私は戦う』―怖い妖怪なんてぶっ倒しちゃえ!彩聖の妖怪大殲滅物語!―  作者: 獅子王
彩聖の妖怪退治

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御札を使って炎や氷や雷を出してみぃ!

3人は居酒屋から帰ると彩聖の神社に行く。


優奈は思い立ったらすぐ行動するタイプ。陰陽師なんだから大半が夜型だから、夜の遅いこの時間でも平気である。


「だいたい訓練する時って私の神社だよな。なぜなんだぜ?」


毎回人の家の敷地で訓練とかちょっと止めてもらいたい気持ちだ。


「だって広いんだもん。昼間も人なんか全然いないし訓練に最適なのよ。私のところの神社なんて人が多いから訓練なんか無理だし。」


小さくて寂れた神社のクセに敷地だけは広い彩聖の神社は良い訓練スポットだ。優奈の神社は大きいし深夜でも参拝に来る人がいるから訓練なんて到底無理である。





さて、そんな事より練習だ。御札の使い方・・・彩聖と凛の二人はまともに練習すらしたことないが陰陽師といえば御札を使った術がメイン武器である。


本来は刀や薙刀なんてサブだ。あくまでも陰陽師は術を上手く使って戦うものなのだ。


「で、どう使うんだ?こうか?」


彩聖は凛の背中を御札を貼り付ける。


「ひやぁぁ!!なんか静電気みたいのが背中に流れてるぅ!!!」


彩聖の術の適性は(いかずち)。雷の使い手は上級陰陽師なら電気の塊を使った攻撃や超電磁砲などが使える。


「うーん・・・子供のイタズラレベルね。御札を使う時に自分がどんな攻撃を出したいかを強く意識したら良いの。ほらこういう感じで・・・」


すると優奈は御札を取り出して木に向かって投げると・・・御札から物凄い電流が木に向かって走る。


それはまるでレーザーみたいな高速で高電力の技であった・・・そしてレーザーは木を一瞬で燃やす。


「これが超電磁砲(レールガン)。雷の適性がある者の最大最強の術。」 


「スゲェっー!けど木が燃えてるじゃね―か!やり過ぎだ!アホボケ!」


すると優奈は再び御札を投げると今度は御札から大量に水が出てきて燃えている木を消化する。


「はい鎮火完了。まぁこういう感じで出すの。やってごらん?」


二人は優奈の術の凄さも驚いたが、2タイプの属性の術を扱うことにも驚いた。


基本的に陰陽師は炎なら炎の術しか使えないのである。勿論例外はあるが優奈は上級陰陽師でもなかなか出来ない2タイプの術を扱えれる・・・希少な存在なのである。







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