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凛の特訓

凜は彩聖に渡された槍を持って家に帰ると人が寝静まった夜中に練習をする。


「んんっ〜!!重いよぉっ!!」


戦国時代の足軽みたいに持って見るけどめっちゃ重くて手首が痛い。


「やっぱ重い・・・持って帰るときも凄く重くてしんどかったけど、この持ち方凄く重い」


手首が痛い・・・けど足や腰も痛くなってきた。


これを平気で持つ彩聖ってすんごい馬鹿力でしょ・・・そういえば彩聖って男の人と殴り合っても勝てるし妖怪を平気で放り投げるし改めて思うとヤバすぎる。


「でも・・・少しコツが分かったかも。さっきより楽に持ててる気がする。でもコレを使って妖怪と戦うなんて普通に無理でしょ・・・。まともに動けないよ」


とか、なんだかんだと独り言を言っているとすんごい馬鹿力の持ち主が現れた。


「でっけぇ独り言だなぁ凛?」


今日は任務が無くて暇で暇でしょうがない彩聖ちゃん登場。普段夜に活動することが多い彩聖は完全なる夜型人間である。


故に暇つぶしに凜の家までやってきた。


「ちゃんと練習しとるか見に来たけど・・・ちゃんとやっている様で良し。コレを一ヶ月もすれば凛でも持って戦うことが出来る。」


「一ヶ月も・・・アソコの敵は1週間以内に現れるんじゃないの?」


アソコとは夕方に彩聖が輩をボコったところ・・・いつも活気があった場所が急にどんよりした空気になっていた所。


「あそこは私が何とかする。じゃけぇおめぇはまずはその槍を持てるよぉにしろ。筋トレみたいなもんだと思えば良い。」


「そ、そう・・・でもしんどいよ。」


凜は文化系少女・・・運動神経抜群の彩聖と違って筋トレなんてしないから体力的にも不安なのである。


「しんどくてもやれ!それが将来のおめぇを助ける事になるから」


「またそんなこと言って・・・」


でも彩聖の言うことも一理あるし、とりあえず一ヶ月は練習しとこうかな・・・








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