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鼠小僧次郎吉は根津二郎に改名 新たなリスク懸念

鼠小僧次郎吉の現代名は、神威大和によって、「根津二郎」に、決定した。

また、名刺も同時に作成された。

肩書としては、「神威大和相談事務所 主席調査員」になった。


神威大和

「あまり雰囲気は変わらないのでは?」

根津二郎(鼠小僧次郎吉)

「決め方が簡単過ぎで・・・でも・・・わかりやすいかな」

森田愛奈は、にこにこしている。

「何か、コミカルな感じから、シャープな感じになりましたよ」

つられて、根津二郎(鼠小僧次郎吉)はにっこり。

「そうですかい?うれしいねえ、こんなお嬢ちゃんに言われると」

神威大和

「いや、その話っぷりもさ、現代風にしたほうがいいかなあ、江戸時代ではないしさ」

根津二郎(鼠小僧次郎吉)は、頭を掻く。

「ああ、旦那に言われるとねえ、せいぜい気を付けます」


そんな話の後、神威大和は「仕事」の話を持ち出した。

「永田町に大きな図書館がある、国会図書館と言う」

森田愛奈も真面目な顔になる。

「何かあるんですか?リスクが」

神威大和は目を細めた。

「うん、何か、よからぬ異変を感じる」

「爆発、火災、炎上、そんな類の異変」

根津二郎が、腕を組んだ。

「そうなると・・・現場の警戒、それと・・・」


深刻な話が続いていると、杉田玲奈と吉村恵美が事務所相談室のドアをノックする。

森田愛奈がドアを開けると、吉村恵美。

「あの、夕食の準備が出来ました」

「少し肌寒いので、関東風おでんに」


根津二郎(鼠小僧次郎吉)は、本当にうれしそうな顔になる。

「いやーーーおでん?熱燗が飲めるかなあ!」

また、その顔が面白いのか、全員に笑われている。

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