豪華なディナーと神威大和は杉田玲奈をスカウトする。
森田愛奈
「すごいね、ヨーロッパの貴族みたいな豪華なテーブル・・・」
杉田玲奈はため息。
「贅沢・・・はぁ・・・」
その豪華なテーブルには、執事エルフが既にスタンバイ。
「森田様、杉田様、お席に」
「ルイが案内します」
「それから、神威様も、すぐに来られます」
森田愛奈と杉田玲奈がルイに案内されて席に着くと、確かにすぐに神威が食事会場に入って来て。二人の前に座る。
神威大和はふんわりとした笑顔。
「二人とも、今日はお疲れ様」
「驚くようなことが多かったでしょ?」
森田愛奈
「はい・・・本当に」
杉田玲奈
「でも、安心感たっぷりで・・・生きていて良かったなと、ここに来られて良かったなと」
エルフとルイにより、食事が運ばれてきた。
そして、エルフのメニュー説明。
「冷製ロールキャベツ、鶏胸肉ミキュイ、アワビ茸ソテー、穴子リゾット、牛フィレ肉ステーキ、ホワイトチョコのティラミスと続きます」
森田愛奈と杉田玲奈が、また目を丸くしていると、神威大和。
「食事を楽しみましょう、余計なことは考えない」
さて、出された食事は、森田愛奈と杉田玲奈にとっては至福の美味のようで、ただ「うっとりと楽しんで食べるだけ」状態。
「すごいなあ」「手が込んでる」「美味し過ぎ」「幸せ、こんなの食べられて」「後を引くよね」などの言葉だけ、まさに余計なことは考えられない。
食事が終わり、神威大和は杉田玲奈を見た。
「ところでね、玲奈さん、アイドルやめて、僕の事務所で働いてくれないかな」
「報酬も払うよ、前のアイドル事務所よりは、余計に」
「明日からでいいかな、早速動いてもらう、森田さんと一緒にね」
杉田玲奈はうれしくて仕方がない。
「わかりました!ありがとうございます!」
立ちあがって神威大和にお辞儀までしている。




