登場人物一覧
※一部にネタバレを含みます。
~封印編で初登場の人物~
【エルフリーデ・ジルヴィア・アルテンブルク(女王)】
魔族の国を治める、自称暴君の辣腕女王。
絶世の美女なのに恋愛経験ナシ、浜辺で拾った人間の少年に初恋をする。
鈍感で不器用で、恋愛不信。
【少年(人間)】
なかなか名乗らないヒーロー。
母国の軍人として戦ったが、初陣で致命傷を負ったまま見捨てられていたところを、エルフリーデに拾われる。
美形揃いの魔族に囲まれ、平凡な容姿に劣等感を抱き、自信がない。
その名はトシツネ。彼もなかなか鈍感。
【アルベルト(従者)】
女王エルフリーデの世話係として、影のように付き従う忠臣。
とにかくエルフリーデのために生きている。
【ミリヤム・クラナッハ(総帥、元帥、公爵夫人)】
女王の数少ない親友で、アルテンブルク王国軍のナンバーワン。
軍での活躍を認められてあっという間に昇級、平民から公爵夫人へのし上がった才女。
誰にでも分け隔てなく、豪胆で太陽のように明るく、友人想い。
【ギュンター・グスタフ・シュレンドルフ(中将、公爵、女王の叔父)】
女王の叔父で、友人で、かつ忠臣。
王国軍ではミリヤムの補佐役。
中性的な美貌を持つ物腰柔らかな貴公子。
【オットー・ジークムント・ミュラー(大将、伯爵)】
女王が信頼する忠臣の一人。初老の将校。
女王の周囲に文官より武官が多いのは、この人の頼りやすさのせいもある…多分。
【ハイデマリー・ローザリンデ・キルヒナー(宰相、侯爵令嬢)】
人間でいうとアラサー世代の、老けゆく運命と戦う侯爵令嬢。
女王が安心して背中を任せる、暴君の尻拭い役。
【ローマン・ゲーゲンバウアー(水晶職人)】
山奥に隠居する老いた水晶職人。
せっかく隠居してるのに、女王に引っ張り出されて馬車馬のように働かされる。
【テレーゼ・パウラ・ブリューゲル(伯爵夫人)】
森の屋敷で独り暮らしをする伯爵夫人。ネクロマンサーの家系の当主。
凄まじい色気を放つ、天然美女。結婚相手募集中。
【ヨハネス・デューラー(地理学者)】
ミリヤムの幼馴染で地理学者。
多角的視点から地質調査を行い、災害の予測を的中させた実績を女王に買われている。
初登場は封印編の25話。
【エファ(精霊)】
初代国王の母。空間属性の魔力を持つ精霊。
可憐な少女の姿をしている。
【ヴィンフリート】
精霊エファをそそのかし、二千年前に一国を滅ぼさせた男。
~呪縛編で初登場の人物~
【イヅノメ・クニシゲ(皇帝)】
イヅノメ皇国第五十二代皇帝。二十五歳で即位。
人間界初の、魔族と親交を図ろうとした皇帝。
お人好しで流されやすく、君主としての素質をエルフリーデに危ぶまれている。
【ユキマサ(側近)】
クニシゲの古くからの側近。
身の回りの世話から護衛までをこなす。
【ミカゲ(陰陽師)】
皇帝クニシゲお抱えの陰陽師。
占術による予知を的中させてきた実績によって、皇帝の信頼を得ている。
【ハルツネ(警備、護衛)】
皇都で警備や護衛の仕事をこなす、トシツネの兄。
焦げ茶色の瞳と髪を持ち、見た目は弟によく似ている。
【伯父、伯母、コジロウ】
トシツネの故郷の家族。
早くに亡くした両親に代わって、伯父と伯母がトシツネとハルツネを育てた。
【チヨ】
トシツネの幼馴染の少女。
そばかすが愛らしい素朴な容姿。
~契約編で初登場の人物~
【男悪魔(魂の管理者)】
黄泉からの来訪者。
エルフリーデが少女時代に父から強制された“悪魔の蜜浴”により、花嫁にもらう契約をしていると主張。
名は無い。
【女悪魔】
黄泉からの来訪者。
トシツネの美しい魂を愛でたいらしく、執拗に言い寄る。
【姫巫女】
“悪魔の蜜浴”による契約の発端となった、元人間の女性。
~本編完結後の主要登場人物~
【イゾルデ・アルテンブルク(王女)】
エルフリーデとトシツネの第一子。
長女。
空間属性の魔力を持つ魔族。
【リヒャルト・アルテンブルク(王子)】
エルフリーデとトシツネの第二子。
長男。
治癒属性の魔力を持つ魔族。
【ブリュンヒルデ・アルテンブルク(王女)】
エルフリーデとトシツネの第三子。
次女。
魔力を持たない人間。
【ヴァルター・アルテンブルク(王子)】
エルフリーデとトシツネの第四子。
次男。
空間属性と治癒属性の魔力を併せ持つ魔族。
【クンツ・アルテンブルク(王子)】
エルフリーデとトシツネの第五子。
三男で末子。
魔力を持たない人間。
【ジークリンデ・アルテンブルク(王女の子)】
ブリュンヒルデの娘。
エルフリーデとトシツネの初孫。
【ゾフィー・シュレンドルフ(公爵令嬢)】
ミリヤムとギュンターの娘。
【ベルンハルト・ヴァイスハウプト(侯爵家子息)】
イゾルデの婿候補。
登場人物が増えてきたので作りました。
また追加していきます。
一回しか出てこないような脇役は省くと思います。