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七色魔道士の異世界日常~Prism Wizard~  作者: 砂味のぱふぇの人
〜第一章: 幼少期〜
12/20

#12: 戦績報告と収集品交換



あれから2時間ほど経過しただろうか?使えそうな物は一通り集めて集合場所の入口付近に俺は来ている。少し待つと、アルスとセレナが帰って来る。何やらふろしきの様な布袋に色々と入れてあるようだ。

「おかえりなさい。お父様、お母様。」

「おう、『魔鉱石』大量に見つかったぞ。」

「私は『魔石』を」

「僕は『魔法具(アーティファクト)』を」

「ん、どれ…取り敢えず各自集めた物を出して、用途がわからない物はリアンに調べてもらうか。」

「ええ、それじゃあ私からはこの水。魔力が溢れ出ているの。何かしらの魔法関係の道具じゃないかしら?」


「『サーチ』名称、『生命の水』用途、『植物などに与えると動き出し、人間に与えると若返る。』」

「あら、若返り…素敵だけど…使う気は無いわね。何せ若返ってもアルスより遅く死ぬだけだもの。虚しくなるだけよ。」

「嬉しい事言ってくれるじゃないかセレナ。」


子供の前で堂々とイチャつくなよバカ夫婦…

「仲睦まじい事で。」

「リアン、貴方はどこでそういう言葉を知るのかしらね?」

「まぁまぁ…そうだ、俺はこの短剣と腕輪と指輪だな。この三つがよく分からない。」


「それじゃあ短剣の方から『サーチ』名称、『聖王の短剣』用途、『魔族や魔力を含む物質に対して絶大な威力を誇る』らしいです。次に腕輪ですが…名称、『豪腕の腕輪』用途、『装着者の腕力を大幅に高める事が出来る』らしいですね。最後に指輪ですが名称、『破魔の指輪』用途、『魔族の能力が1度だけ無効化される』」

「む?豪腕の腕輪という物は私が着けさせて貰っても良いか?それとこの聖王の短剣だっけか…これはリアンの魔法具(アーティファクト)作成に役立ててくれ。破魔の指輪は…安全第一だしセレナが持っててくれ。」

「ありがとうございます。」

「あら、ありがとう。」

「まぁ、用途不明の物も判別したし、取り敢えず各自集めた物を全部見せてくれ。」


▲リアン▲


アイテム収容カード×3

魔法橙×2

削減の指輪×1

炎獄(ブレイズ)斧剣(トマホーク)×1

吸魔の魔石×1

アッシュウルフの毛皮×6

ゴルーチェの腕輪×1

潤水の器×1

ゴーレムコア×1


▲セレナ▲


魔力視の眼鏡×1

火の魔石×4

水の魔石×4

風の魔石×6

土の魔石×4

光の魔石×2

闇の魔石×3

無の魔石×1

破壊の魔石×1

生命の水×2


▲アルス▲


豪腕の腕輪×1

聖王の短剣×1

剛腕牛人(グレートミノタウロス)の革×4

ポイズントードのガマ油×2

破魔の指輪×1

魔鉱石の結晶×2

魔鉱石の原石×8

ベヒモスの肉×16

腐無の袋×16

アクセサリー類×21



「僕の所は総じて魔道具(アーティファクト)が多かったですね。」

「私の所は魔石かしら。」

「俺の所は素材とアクセサリーだな。」

「私が気になったのはリアンのアイテム収容カードかしらね。」

「ああ、俺もだ。これは便利そうだ。」

「丁度三つ有ったのでお父様とお母様にと持って来ましたので。どうぞ。」

「む、ありがとうな。」

「ありがとう。というかあなたったらこんな便利そうな物何でここに置いたの?」

「んー、用途が分からなかったからだな。」

「随分大雑把ですね…あ、僕は破壊の魔石ってのが気になりますね。もしかしたら魔道具(アーティファクト)の素材になるかも知れませんし。」

「なぁリアン、思ったんだがそのアーティファクトって呼び方面倒くさいからやめないか?どうせならこう…名前を付けてくれ。」

「そうね、確かに今回ので沢山アーティファクトが手に入ったからややこしくなるわね。」

「では…魔道具改めて『魔砲銃(マナバレット)・ペルセウス』という事で。魔砲銃(マナバレット)と呼んで下さい。」


「よし、具体的な事も話したし、この荷物整理は上に戻ったらにするか。」

「そうね。」

「では戻りましょうか。」

「それじゃあ…ってあれ?押しても開かないぞ…?おい!もしかして閉じ込められたんじゃ…」

「あの…お父様、入る時に押したから引くのでは無いのでしょうか?」

「…あっ」

引いたら簡単に扉が開いた。これにはセレナもあちゃーって顔をしている。南無三。



ーーーー

ーーー

ーー


特に何もなく戻ってきた。再度物をアイテム収容カードから出して、使えそうな物を出しておく。そして設計図を持って、アルスとセレナから素材を貰って、鍛冶屋に出発する。


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