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序章・現代でのハロウィン

「「トリック・オア・トリート!」」

 深く夢の世界にいたはずのオレ――宮代大地みやしろだいちの意識は誰かの叫び声によってサルベージされた。暗い瞼の裏の世界から眩しい現実の世界へ転生すると、オレの眼前には二人の少女の顔が映る。

 左の一人は赤めの茶髪を横に束ねて垂らしている。クリクリとした丸い目はアイドルのようにキュートで、その下の小さな唇は実に柔らかそうな質感だ。少し小動物を思わせるその顔は可愛いという一言がピッタリで、噂では学校に非公式ファンクラブが出来ているらしい。

 次に右の少女。すこし気が強そうな性格をイメージさせるつり目でぱっちりとオレを視界に捉えており、なぜかこちらに殺意の眼差しを向けて来ていた。朱に染まった頬はマシュマロのように柔らかそうで、前に一度「触ってもいいか?」と聞いた瞬間、本気でひっぱたかれたのを今でも鮮明に覚えている。そして一番特徴的なのはさらさらと揺れる金の髪。数か月前には腰までの長さを持ち、顔の横にドリルをぶら下げているかのような、絵に描いたお嬢様ヘアーだったのだが、最近になってバッサリ肩までの長さに切ったようだ。理由は教えてくれない。

 二人の少女の顔を確認してなお寝ぼけていたオレが視線を下げていくと、二人の女性特有の膨らみが視界に入り、羞恥の感情からオレは慌てて視線を逸らす。

「あ、顔が赤くなった! 宮代くんって意外と恥ずかしがり屋なんだねっ!」

「ど、どこ見てんのよっ! このバーカっ!」

 左の少女――桜美芽瑠奈さくらみめるなはオレの今の行動を弄るようにからかい、右の少女――水崎鏡子みずさききょうこは顔を真っ赤にして、自らの胸部を二本の腕で抱え込む。

 今現在どういう状況が目の前で繰り広げられているのか、いまだに理解できないオレの口から素直な感情が飛び出した。

「おお、これが噂のハーレムエンド?」

 いやホント、口は災いの元ってよく言ったもんだな、と後悔したのはまた後の話。

「バットエンドへ一名様ご案内」

 今の発言にキレたらしい金髪少女の拳がオレの顔面を直撃。ベットがクッション代わりになってくれたはずなのに、痛みは普通の床のそれと変わらなかった。コレ、返答次第では殴殺されるかもしれない。

「ちょ、冗談! 冗談だから! ――ってか」

 フー、フー、と猫のように興奮していらっしゃる金髪少女を両手で制し、穏便な解決を試みるのだが。

「オレのベッドでなにをしてるんだ……?」

「っ――!!」

 顔を真っ赤にしただけで効果は無く。それどころか彼女はさらに激怒し、我が顔面を二倍が膨れ上がるまで殴り続けた後、ピクピクと痙攣を起こすオレの身体を思いっきり踏んづけながらベッドの上から降りていった。

「大丈夫?」

 同じくベッドの上にいたサイドテールの少女が心配したように声を掛けてくれる。天使、桜美さんマジ天使。

「ああなんとか、な。心配してくれてありがとう」

「ううん、私は宮代くんの将来のお嫁さんだもん。心配して当然だよっ!」

 なっ――、と言葉に詰まるオレ。視界の端では何故か水崎までもが口をあんぐりさせて固まっていた。……やばい、オレ今、顔がめちゃくちゃ熱いんですが。風邪とか引いてないよなオレ。

 そんな顔を真っ赤にさせた(恐らく違った意味で)二人を尻目に、桜美は一人で「言っちゃったっ!」とあちらもあちらで顔を真っ赤にさせて、両手を頬に当てながら首を左右に振っている。――あの人前回登場時、あんなにヒロイン力高かったっけ? この数か月で「ヒロイン力たったの5か。ゴミだな」から「ヒロイン力測定不可能だと!?」にクラスアップさせてやがる。

「お、お嫁さんはまだ早くないか……? だ、だって、オレ達まだ付き合ってないし、そもそも高校生だしな……!」

「うん、だから一生懸命宮代くんに振り返ってもらえるように、私、がんばるからねっ!」

 続けて彼女は頬を朱く染め、

「そ、その……は、はじ……めて……も宮代くんのために取っておくから……」

「ゴバアッ!」

 たまらずオレは吐血。無理だ、最初の方だけならず、最後の言葉の破壊力は核ミサイルを軽く超えたレベルだった。このヒロインの進撃はもうオレには止められない。このままじゃ桜美エンドでこの世界が終わる。……まあ、それはそれでオレは全然アリだが。

「そ、そんな事私が許さないからっ!」

 今の今まで旅をしていた水崎の魂が無事ご帰宅され、復活一番、そんなことを口走った。

「なんで?」

 という桜美の言葉に彼女はウっ、と言葉を詰まらせたが、一瞬の逡巡の後再び口を開く。

「み、宮代は――あのバカで変態の速水と付き合ってるからよ!」

 ……………………え。

「もう二人は同性婚の認められる国に行く準備までしてるの。だから邪魔しちゃ悪いでしょ?」

「待て水崎。何故お前がそんな考えに至ったか、少し話を聞こうか」

 オレがあの勇次と結婚? いやいやいや、地球が例え何百、何千、何万回と滅びようがそれだけは断る。アイツと一緒になるくらいなら、オレは喜んでこの身を溶岩へと捧げよう。

 ちなみに先ほど水崎が言った「速水」とオレの言う「勇次」は同一人物で学校のクラスメイトなのだ。名前は速水勇次はやみゆうじ。顔はイケメンでスタイルもシュッ、としているため、本来はかなりモテる。はずなのだが、その言動が残念すぎて次々と女子を引かせ、今では女子は勇次を中心とした半径50m以内には近寄らず、クラスの女子も最低でも半径5mの距離は取るように、と心がけているらしい。……オレがその立場なら死んでもいいクラスだ。ある意味すごいともいえる。

 そんな人物と結婚させられるオレの気持ちは分かってもらえるだろうか。アイツは最近、「女子がダメなら男の娘でもいい」とか言い出しているのだ。オレも水崎や桜美から「女装すれば似合うんじゃない?」と言われるような外見であり、いろんな意味で危ないのである。それらの情報から成り立つ計算式を解くと、「貞操の危機。即座に逃亡すべし」という答えが導き出されるのだ。

「と、とにかくそういう事なの。だから貴女と宮代は結婚する必要はないわ」

 なにやらオレが思考世界へと現実逃避している間に話は進んでいるらしい。壮絶な捏造事実を突き付けられた桜美は先ほどの水崎と同じように、魂ここにあらず、の状態へとシフトしていた。

「待て待て待て。オレを勝手に同性愛者扱いしないでくれ」

「……だって、宮代がデレデレするとなんだかムカつくんだもん」

 何かを小さな声で呟いたようだったが、顔を背けて言ったため上手く聞き取ることができなかった。……もしかして普通に悪口言われた? それにしては顔が赤いのだが。

 とりあえず魂無き抜け殻となった桜美に魂を戻すべく、オレは前にテレビで見た霊媒師の儀式を見よう見まねで行う。すると偶然かはたまた上手くいったのか、彼女の魂はちゃんと元の体へ戻ってくれたらしく、ハッ、という小さな声と共に桜美の意識が覚醒した。

「ね、ねえっ……! 速水君と結婚するってホント……?」

 目端に涙を溜めて、覗き込むように訪ねてくる桜美。

「いや、水崎のついた嘘だから。何でもかんでも素直に吸収しないように」

 注意するような口調で言ったその言葉に桜美は安堵の表情を浮かべたのだった。


「そもそも二人は何をしに俺んちへ来たんだ」

 改めて場の空気をリセットし、オレは勉強机の椅子へ座りながらベッドに座る二人の少女へと質問した。リセットするにあたって持ってきた紅茶の匂いが部屋の中を優雅に漂う。

「今日が何の日か分かる?」

「えー、今日は――」

 言いながら机の端に鎮座している置きカレンダーを確認すると、本日は一〇月三一日だった。

「そうか、今日はハロウィンか」

 海外でも国内でも有名なイベントデーだ。海外ではこの日になるとカボチャをくりぬいた中に蝋燭を立て、子供たちは様々なお化けや魔女に扮した格好をして人々に「トリック・オア・トリート」――お菓子をくれなかったら悪戯しちゃうぞ、という意味――と聞いてはその対応によってパーティーをしたり、悪戯したりするそんな日。日本ではそういう事をする子供も大人も少ないみたいだが。

「それでオレに『トリック・オア・トリート』って言ってきたのか」

 納得。でもオレの部屋に忍び込む必要はなかったのでは? と思わなくもない。

「っていうか、そもそもこの格好で気付いてほしかったわよ!」

 そう、先ほど気付いたことなのだが、水崎は円柱の下部分に日除けの縁を付けたような帽子をかぶり、白いヒラヒラのついたワイシャツの上から黒いロングコートを足まで垂らしたような格好をしていたのだ。コートの中には制服を黒く染めたようなスカートも見て取れる。要するにハロウィンで登場する魔女という事であり、水崎自身も高校二年にもなってコレを着るのはかなり恥ずかしかったらしい。

「どうどう可愛い?」

 一方の桜美は白い着物――いわゆる死覇装に頭には幽霊定番アイテム三角の布が巻いてあった。何故、欧米文化のイベントに和のテイストを入れたのか聞いたところ、日本でお化けというとコレかな、ということらしい。ただ自分なりにカスタムしてみたらしく、頭には猫耳バンド、着物のお尻の部分には尻尾が縫いつけてあり、妖怪猫娘、というテーマだそうだ。……どこぞのマンガで聞いたことあるな、その名前。

 二人の姿を傍から見ると、魔女と猫耳幽霊というなにやら奇妙な――ラノベかなんかに居そうなコンビになっていた。というかこの二人に悪戯されても怖くないような気がしなくもない。ただ、もう水崎の鉄拳はやめていただきたいが。

「とりあえずハロウィンがしたいのは分かった。だが、なぜオレの家に忍び込む?」

 紅茶をすすりながら聞くと、少女二人はキョトン、とした顔をして水崎が代表するように言った。

「速水が宮代の家でハロウィンパーティーをしよう、って言ったから……」

 聞いた瞬間に携帯からコール。呼び出し音が二回鳴った後に呼び出しから通話状態に変わった電話に対して、こう呟く。

「……明日から女子が見れると思うなよ……!」

『えっ!? 大地だよね!? 今の声なに、なんなの!?』

 少しの悲鳴を聞いて満足した後、すぐさま電源ボタンを押して通話を切る。あの野郎。絶対にぶちのめすからな。

「まあ、来たのは仕方ないし。……二人の可愛い姿も見れたことだしな。義母さんと妹に頼んでパーティーするか」

 オレは照れくささから頬をポリポリと掻きながら、家族に今の事を伝えるために部屋を出る。出る時に視界の端で二人が顔を赤くしているのが見えた気がするが、それは気のせいだ、ということにしておこう。――だってオレは聞こえないように呟いたはずだから。

「――今頃何よっ」

「――宮代くんが可愛いって言ってくれた……!」

 そうだ、今の言葉もきっと空耳だ。


「あら、ハロウィンパーティー? 楽しそうねやりましょう!」

「うん、兄貴と一緒にやりたーい!」

 義母さんのミシェル、義妹の愛理にパーティーの事を話すと、二人はニコニコしながら開催を承諾してくれた。少し遅れて事の発端となった勇次もオレの家へ駆けつけ、リビングで豪華までとはいかないが、そこそこな規模のパーティーが行われた。テーブルに置かれたカボチャをメインにした料理はどれを見ても涎が溢れそうなほど美味そうで、水崎や桜美もみんな目を輝かせながらパーティーを楽しんだ。

 ハロウィンの定番である「トリック・オア・トリート」という質問を聞きまわるイベントも行われた。水崎と桜美の二人がほかの参加者たちに聞きまわり、お菓子をくれた者には桜美の手作りマフィンが、そしてくれなかった者には水崎による顔への落書きがプレゼントされた。

 しかし水崎はオレに何故か鉄拳をプレゼントするという、ワンランクどころか数ランク上の悪戯をプレゼントしてきた。――オレはちゃんとお菓子をあげて、ただ桜美からマフィンを貰っただけなのにな。

 楽しい時間も過ぎ、少しテンションも落ち着いてきた頃、茶髪の少女が窓越しに暗くなった空を見上げていたのに気付く。気になったオレはそっと近づき、その少女に話しかけた。

「どうしたんだ? 桜美?」

 わっ、と小さく声を上げ、慌てたようにこちらへ振り向く桜美。その手にはハロウィンで使われるカボチャ――ジャック・オー・ランタンを模した飾りがついたペンダントが握られていた。

 ――ん? 今まであんなペンダント持ってたか?

 今現在まで桜美といる時間は結構あったが、そんなカボチャのペンダントをしているところなんて一度も見たことはない。もしかするとオレが気付いていなかっただけなのかもしれないが、とにかく記憶になかった。そんなオレの内心に気付いたのか、桜美は可愛らしい笑みを浮かべて、口を開く。

「あ、これはね。ハロウィンの日だけ持ち歩くペンダントなの」

「ハロウィンの日だけ……?」

 意味深な言葉にオレは思わず彼女の言葉を反芻してしまう。

「そう。四年前のハロウィンに大切な――私の『初めて』の友達に貰ったペンダント……」

 大切そうに胸の前で握りしめる彼女の姿はどこか寂しそうで、でもどこか嬉しそうな、そんな表情をしていた。

「四年前のハロウィンね……」

「おおっ、急に後ろに立つな水崎」

 いつの間にか急接近していた水崎が思い出を掘り返すようなトーンで呟く。

「あの時期、なんか変な奴がいたのよね……ってかソイツに振り回された記憶があるし」

 過去の何かを思い出してイライラした表情をする水崎。その表情にさっきの暴力の記憶が蘇ったせいなのか、何故かオレの全身を寒気が駆け抜ける。

「ねえ、アンタもいたわよね?」

 振り返りながら水崎が話しかけると、喋りかけられた当人――勇次はグラスに入ったジュースをグビッ、と一回飲んで返事をした。……オッサンかアイツは。

「今言ってたハロウィンの話? ――うん、いたよ。穴あき紙袋を頭に被った変な奴と一緒に」

 穴あき紙袋を頭に被っていた――? しかもソイツと行動を共にしていただと――?

「まさか勇次。お前本当の変質者を目指して……」

「違う違う、違うからっ! ……まあ、俺も最初、ソイツが変質者だと思ったんだけど、一緒に行動するうちに違う、って思い始めてね」

 そう言う勇次に同調するように次は隣で水崎が頷く。

「ホント、見た目だけは変質者なのにね。心だけは真っ直ぐだったわ」

 そして最後に隣でカボチャのペンダントを握りしめながら、頬を少し染めた桜美が言葉を紡いだ。

「でも、その人が私の最初の友達。その人に貰ったこのペンダントは私の宝物なの」

 みんな懐かしむように目を閉じて、過去の思い出に浸り始める。……なんか、すごい入りづらい空気なんですけど。オレもしかして仲間の輪から外れてる?

 すると、そんなオレに気づいたらしい勇次がニヤニヤした表情でオレの肩に腕を回して話しかけてきた。

「これはオレと二人の女子たちだけのひ・み――」

 正直、鬱陶しかったので殴り飛ばしました。後悔は全くしていません、まる。

「そっか、アンタは高校生になってからこっちに来たのよね」

「ああ、そうだ」

 その通りだった。オレがこの街に初めて来たのは一年と半年くらい前、現在通っている学校の高校受験に来た時だ。元々父さんも昔同じ学校に通っていたらしく、ここの学校は信用できるから、という事でオレもこの街の高校を受けることにしたのだ。なので実質、彼女たちが言う《四年前》にはオレはここに存在していない。

「そうね。四年前って言ったら、私たちがこちらに引っ越すって話をしていた頃だったかしらね」

 四人の会話に割って入ってきたのは金髪碧眼の女性――宮代ミシェル義母さんだった。金の長髪と抜群なプロモーションの見た目通り、彼女はフランス人。だが小さい頃にすぐ日本に来たらしく、日本語は日本人と同等に話せるのだ。

「あの頃の亮介ときたら――」

「義母さん、その話長くなる?」

 なんとなく長くなりそうな気配がしたので、オレはむりやりその惚気話を断つことにした。むぅ、とすねたような表情をするが、あれは演技だと分かっているのでオレは丁重に無視させていただく。

「四年前のハロウィンと言えば、私にも変なことがあったよ? ――四日前にだけど」

 次に口を開いたのは義母さんと同じ美しい金髪をツーサイドアップにした少女――宮代愛理だった。彼女もハロウィンという事で今は白い大きな布を被り、バスケットボールくらいの穴から頭をピョコッと出した格好をしている。愛理曰く「可愛いお化け」らしい。

「変なこと?」

 オレが聞くと、愛理はうん、と頷き、懐から携帯を取り出す。そして慣れた手つきで端末を操作し、こちらにその画面を見せた。見るとどうやら着信履歴のページだが、そこに書かれていた文字は異様の一言。――なんと文字化けを起こしていたのだ。メールやウェブページならたまにあるが、電話番号でこんなことはまずない。

「怖かったから電話には出なかったんだけど、とりあえずこれは残しておこうかな、って」

 電話に出なかったのは正解と言える。もしかするとウィルスのようなものだったのかもしれないし、得体の知れない人からの着信だったかもしれない。よって彼女は正しい道を選んだ――と思う。

「四年前のハロウィンの時期におかしな現象が同時多発なんて……もはや一種のホラーよね」

 怖がるような、面白がるような声で言う水崎。なんだかんだでその状況楽しんでたんじゃないか? と言おうとしたが何故か殺されそうな予感がしたので伏せておくことにする。

「でもオレも会ってみたかったな、その変質者に」

「……ま、いつか会えるんじゃない? 変質者に会いたい、って言い方はどうかと思うけど」

 そこは触れないでほしかった。言った後で後悔してたのに……。

「私もまた会いたいな。――友達だもん」

 旧友を思い馳せる桜美の横顔は美しくも儚げなものに見えた。

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