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あまりにも疲れすぎてて、なんかもうこいつでいいやってなってた。

私は女勇者ってことで世間に通っていた。

名前はーー今はもうないから、女勇者ってことにして。


私たちは俗に言う四人パーティの攻守揃ったタイプではなく、少数精鋭のバディだけで、イースという異世界への魔王討伐の旅に出た。

その時、バディを組んだ男がいた。


ローレンーー恐ろしいほど綺麗な青い目と、私のパサパサ髪とは違う、さらさらの金髪。

稀代の男魔法使い、大魔導士とか世間ではいわれている。

けど、あいつはエロには見境がないし、多分訪れた町々では色んな女を抱いてたはずだ。


そんな私と、ローレンが恋仲というか、腐れ縁のセフレになったのは、中盤の溶岩洞窟のダンジョン攻略中に、もう暑くて頭も熱で疲れ果てている時だったーーなし崩しに襲われてた。


ーー何を考えたか、もう考える気力もなかったのか、私もあいつを受け入れてた。もしかしたら催淫魔法でもこっそり使われてたのかもしれない。


それから、私とローレンは冒険が終わるまでズルズルと関係を引きずった。

実際エッチも良かったけど、それは何百人の女を泣かせてきたからの賜物にすぎない。

ワンナイってわけでもないんだけど、あいつは子づれの魔物にもオーバーキル魔法も容赦なく放つ性格的に残虐だし、結婚が到底考えられるわけではなかった。


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