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あるバーの老マスターの話

作者: 神崎玄

バーで定番のジョーク

 ミナミにあるそのバーは、白髪のダンディーな老マスターが一人で切り盛りしていた。

 酒の品揃えはもちろん、うまいカクテルを飲ませてくれるのでお気に入りの一軒だった。

 ある日、ふとソルティードッグを飲みたくなって頼んでみた。

 するとマスターは、ロックグラスに氷とウォッカとグレープフルーツジュースを入れ、軽くステアして出した。

「あのー、頼んだのはソルティードッグでブルドッグじゃないんですけど」

 するとマスターは小皿に塩を盛ってすっと差し出した。

「スノウスタイルにはしないんですね」

 マスターは一瞬、悲しげな笑みを浮かべた。

「実は私、ここの二代目マスターなんです。先代には色んなカクテルを教わりました。次はソルティードッグを習おうという日、先代が交通事故で急死したのです。ですから、私はブルドッグのグラスの縁に塩をつける技術を教わらなかったのです」


やぼなのでソルティードッグの作り方の説明は省きます。

知りたい方は自分でググってね。

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