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ゴーレム




大量のドラゴンの血を使って、オリハルコンを作ったぞ。


このオリハルコンを厚み1センチでもあれば、強力な魔法攻撃でも受け流せるはず。

これを合金部に包み込めば、怖いものナシだ。



「本当に撃っていいのですか」


「ああ。撃ってくれ」


「5、4、3、2,1、ファイヤー」


撃ちだされた火球は最大値の魔力が込められた物だ、それが当たって高熱を出しながら燃え続けた。


「内部温度、28度のままです」


「2分経過しました。なんの異常もなしです」


3分経過後には火がおとろえだして消えた。

リラルが担当する測定班が駆け寄って、オリハルコンの表面を入念に調べた。

それと同時に表面温度も調べ始めた。


「外気温と変わらない28度です。表面も異常なし。内部も異常ありません」


温 度 :問題なし

表 面 :問題なし

内部構造:問題なし





この計画で大事なテストが行なわれていた。

あっちこっちの可動運動の時に起きる磨耗まもうだ。


1000回なら合金でも事足りた。

10万回も超えると磨耗で、正確な可動運動は無理だ。


ならば磨耗に非常に強いオリハルコンが選ばれた。


だから磨耗する間接のかなめに使用して、できるだけ耐久度の底上げを図った。

形状だったり、潤滑油の使用だ。


その間接を可動させた実験が5万回が終わった。


「はやく可動実験機のメンテを終了させろ」


「あともう少しです・・・終わりました」


「可動実験機を可動させろ」


もう2日が経過。



「もう10万回目だ。止めてくれ」も間接運動


実験に使われた間接部が、すぐにバラバラにされて表面から確認された。

魔道拡大視を使って、亀裂きれつやミクロで凹凸を調べた。


「異常ははないな。つぎは内部を見よう」


今度は、内部状態を見られる、XY線を照射した。


立体映像に映し出されて、手を動かすだけで画面が好きな方向から見られた。


「1つも異常はないな」





そして動かす為とパワーをつくりだすには、あの重力魔法陣の重ね掛けで対応だ。


「黒騎士たち、あの岩を協力してあの位置に載せてくれ」


言われたまな巨石を6人で運んで、リラルの指示した位置にしかりと置かれた。


準備は出来た。

出来たばかりの右腕に、巨石を握らせる為に魔力を流した。

じわじわ握られて耐え切れなくなった岩は、もろく崩れ散った。


「リアル、数値はどれくらいだ」


「領主さま、握力値は50%未満でまだまだ余裕です」


「今度は合金のかたまりでやってみよう」


今度は握りやすいように円柱の合金が置かれた。

黒騎士が10人で運んだ。


部分制御が働き、人が握るようになめらかに握りだした。


合金が圧縮から耐え切れなくなって、スキからグニャッとあふれだした。



「あんな事になるなんて、凄い握力ですね」


「そうか、ドラゴン相手に戦うのだからそれぐらいないと使い物ならないと思うけど・・・」




そんな様々な実験を繰り返した。


その部分パーツも揃った作業場で、最終確認が行なわれた。


「右腕は、どうだ」


「異常ありません」


「左腕と胸部も異常ありません」


「両足と腰もなんの異常もありません」


「最後の頭部はどうだ」


「少し待って下さい。制御データーが複雑で読み取りに時間が掛かって、あと30分待って下さい」


「ダメだ。10分で終わらせろ」


あのてのメカニックは、余裕をみて報告する奴がいるから困るんだ。

そして早くできたと自慢する者には、ビシッと言わないといけない。

ほんとうに困ったもんだ。




そんな腰パーツを重力機ががっしりと掴んで、空中に浮かんで両足の上に止まった。


「さあ、作業開始だ」


作業員が円盤型重力機でコントロールして浮かんで、「ガガガガ」とパーツ同士を合体させた。


次は胸部が合体。


右腕も左腕も合体した。


最後に頭が合体して完成した。

【ゴーレムモドキ】が出来上がった瞬間だ。


普通なら賢者の石で、人工生命として動き出すはずだった。

だが、普通に動きだして考えるようになるまで、人間の赤ちゃんのように教える必要があった。

そんな悠長ゆうちょうな時間など無い。


しかし、俺にはアンデットが居た。

アンデットを乗せて、頭に針を差込んで動かせばいいと考えた。


各パーツでの実験も成功している。

上手く制御して動かしていた。

補助的な制御も必要だが、それでも動作確認は完璧だ。



黒騎士で1番賢いバンが、胸部の開いた中に乗り込んだ。

作業員によって、胸部が閉められた。


「バン、歩いてみろ」


なんのためらいもなく歩いた。


「今度は作業場の大扉を開けて出てみろ」


言われた通りに大扉を開いて出て行った。

見ていた作業員も拍手をしたり「凄いな、あれが動くなんて・・・」と話す者で一杯だ。



『主殿、こいつが我の相手なのか・・・』


「そうだ。ハクセンの相手だ。力でどれだけのパワーが出せるか見るだけだから、ブレスを吐くな」


『何度も同じ言葉を聞き飽きましたぞ』


俺は、ハクセンが力で負けだしたら、何をするか心配だった。



「じゃあー初め!!」


互いに突進してぶつかった。

あ!ハクセンがよろついた。

しかし反撃をする為に体を回転させて尻尾が、ゴーレムを襲った。


しかし、その尻尾も両手によって掴まれてた。

ハクセンは焦った。


そのまま空中に逃げた。

一気にゴーレムは、空高くまで引張られた。


しかし高い空で、その動きが止まった。

ゴーレムが重力制御で止めた。

そしてぐるぐるとハクセンを振り回した。


そして両手を手放した。

1キロ先の山まで飛ばされた。

ハクセンの惨敗だ。


『あんなバカ力に負けたが、力以外の我が実力をあだどるな』と悔しがっていた。




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