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大ボス




この階層が地下5階なのか、今までは曲がっていたり、分かれていた通路だった。

なのにここの通路は1本道で真直ぐだ。何処までも続くように伸びていた。


それに左右の壁には、魔道照明のような物が光って照らしていた。


そして壁には見た事もない生き物が、描かれていた。



「アオ、光ってるから気になるのは分かる。しかし闇雲に噛むのはよせ」


「パリンッ」あ!壊した。


「バン」と音がした瞬間に、アオの体が凄い勢いで飛ばされた。

反対の壁にぶつかって、下に落ちて動かない。


ダンジョンの防衛機能が働いて、飛ばされたのか・・・


壊された照明も、ゆっくりと破片も戻って修復しようとしている。

俺の魔眼でも、解析できない。


霧が掛かったように見え難くしている。



アオは気絶したままだ。それ以外は何処も傷ついていない。

だから注意したんだ。それなのにコイツは。

このままほっとく訳にもいかないぞ。


「ゼツ、悪いがアオを引張ってくれ」


『分かりました。主殿』


ミラーが『文句ばかり言ってるからこうなるんだ。もっと注意力が必要なのが分からないのか』


ミラー、気絶した相手に言ってどうするのだ。

そうか、気絶してるから言ったのか、もっと覇気はきをみせてくれ。

この中で、お前が1番強く頼りにしてるのだから・・・



アオは、後ろ足を掴まれて引張られている。

その引きずられる音がズルズルと通路内に響いた。




それは扉でなく門だ。

それ程の大きさが高い天井近くまで達していた。

魔眼で見たが、特に気になる事はない。


しかし、なんかヤバイ雰囲気だ。


そんな中でアオは、まだ気絶したままだ。

俺はゆすってみた。起きる気配が全然ない。


なんか無性に腹が立った。


俺は力一杯に、アオの腹を蹴り上げた。


リバウンドして壁に当たり、ようやく気付いた。


『なんだ、どうなったんだ。え!』


「お前は気絶したんだ!もっとシャキとしろ。次の戦いが始まるぞ!」


『主、申し訳ない。てへ・・・』


少し反省したのか・・・



「よし、門を開けろ」


ゼツとバクザが2人して、門を押し開いた。



押し開いたスキから、あ!ドラゴンが見えた。

今までのボス部屋と全く違う。これは大ボスだ。


それに俺は、ドラゴンに会い過ぎだぞ。まれなドラゴンなのに・・・


それに黒い全身が禍々《まがまが》しい雰囲気をかもし出している。

寝そべっていたが、うっすらと目を開けて見てる。


全く動こうともしない。

なめられている。



ああ、こんな時にドランやガルバが居てくれたら助かったのに。


それにこの空間の広さはなんなんだ。

めちゃ広過ぎだ。


しかもドラゴンの戦いだ。案外この広さが必要なのかも。

逃げ回ったら助かるか、嫌々無理だ。隠れる物が全然ない。



「バタン」あ、振る向くと門が閉まった。

なぜ閉まる。こんな事は今まで無かったのに。


俺が逃げる事を考えたからか、それを見透かされたように、門が閉まったのか・・・

もう逃げ場はないぞ。



今度は、逃げも隠れもしないぞ。

その決心が伝わったのか、皆が動いた。



アオとカゲが襲うタイミングで、雷銃を撃てるように狙った。


突然に黒いドラゴンは消えた。なぜだ・・・

あ!アオが一気にこっちまで飛ばされた。なにかに殴られたような衝撃音だ。


今度はカゲが、床に叩き付けられた。

ドラゴンの姿が全く見えない。


ミラーやゼツやバクザも、どうしたら良いのか分からない。



ここは俺が冷静になるしかない。


魔眼に集中だ。


見えないが、微妙びみょうに違和感が見えた。

そこに向かって雷銃を連射モードにして撃ち放った。


バチバチと放電してドラゴンの形に光った。

そこにバクザが爆斬波を放った。床を爆発させながら何かを倒した。

そこにミラーが斬って斬りまくった。


突然に赤い血がき出した。

あのドラゴンの足が血で見える。

それに引き裂かれた傷から、止まる事もなく血が流れた。


俺は右に雷銃を持って、左には水銃を持って引き金を引いた。

ドラゴンの中心に2つの弾が重なって、大爆発が起きた。


黒いドラゴンが姿を徐々に現した。

腹に穴を開けて、足はもげそうな程に傷が深い。


口を大きく開けて俺に向かってブレスを吐いた。


口を開けようとした時から、銃を回収して赤大盾を出して身構えた。

逃げないと決めたからには、防いでみせる。


どでかい障壁が現れて、俺を守ってくれた。


1分が経過、3分が経過した時に障壁が壊れた。


更に1分が経過。

赤大盾にも熱が・・・熱いが放せない。放したら終わりだ。


そんな危険な状態が・・・急にブレスが止まった。

赤大盾から顔を出して見た。



あの黒いドラゴンが倒れていた。

体中が傷だらけで、ドラゴンの口からアオがい出した。


体内に入ったのか、なんて無謀な・・・



俺も光ったが、皆も光った。


急に魔眼の熟練度が上がりだした。

それにつられて、鑑定も錬金術も死霊術も上がった。

言葉に出来ないが、上がった感覚はしっかりと感じ取った。



そして皆が戻って来た。


ゼツの手には、黒く長い片刃の剣があった。

それも反り返った剣だ。


そして今まで持っていた剣を、俺に手渡してきた。

その剣を両手に持って、しきりに振って確かめていた。


それはドロップしたのか、それにお前が持ってるて事は皆も承知してるのか・・・


黒刀


STR+8 

DEX+3

AGI+3


成長する刀


それにしてもとんでもない物を手にいれた。


『主殿、黒い魔石です』


ミラーが持っていた魔石は、真っ黒い魔石だ。

右手で掴んだ瞬間に、地上に一瞬で飛ばされた。


俺以外の者も一緒だ。



しかし飛ばされた一瞬に、言葉を聞いた。


【黒きドラゴンを倒した者よ、1年後に来い。されば扉は開かん】


確認すると、またもやカウントダウンが始まっていた。

もういい加減にしてくれ。


試しにダンジョンに入ろうとしたが、見えない壁にはばまれて入れない。

アオも入ろうとするが入れない。




あ!ダンジョンから誰かが出て来た。

なんだ、新たにダンジョンで修行中のメンバーだ。


『これはこれは主、ここで何をしてたのですか』


「ああ、ちょっとな。もう1度ダンジョンに入って見せてくれ」


言われたら疑問も持たないまま、すんなりとダンジョンに入った。


「戻って来ていいぞーー」


そうか、俺らだけが入れない・・・まあ修行の場が無くならなくて助かった。


戻って来たので「お前らはどうする」と聞いた。


『城に帰ってメンバー交代をします』


「そうか、なら一緒に帰ろう」


メンバーを鑑定して見た。

成る程、強くなっていた。ステータスの数値を見れば頑張った事がよく分かる。

やはり魔の森で魔物と戦う時より断然に違っている。


ならば巨大な巨人やドラゴンを中に入れたいが、あの扉の大きさでは無理だ。

あいつらなら、こっちも断然に有利なるのだが・・・

なにかいい方法がないのか・・・帰ってから考えよう。





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