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ミラー吊るされる




長い通路の先には、暗い空間が広がっていた。

その空間は、光ゴケがなく暗過ぎた。だから魔道照明を取り出して照らした。

見えても5メートル先までで、その先は真っ暗だ。


これはちょっとやばいぞ。

ゼツやバクザにも魔道照明を手渡した。数が増えた分、ある程度明るくなった。


その時ミラーが急に、暗い天井に引張られた。


『なにかに拘束されて、動け・・・』途中で声が止まった。


俺は魔道照明を調整して、遠くの方まで照らしてみた。

天井にはびっしりとクモの巣が、無数に張れれていた。

そしてクモも半端ない数だ。


そこに糸でグルグル巻きにされたミラーが居た。

必死にもがいている。キルソードが申し訳なさそうに、巻かれた部分から先だけが出ていた。

これではミラーが危ない。


「オア、助けろ」


『わかったよ、主』


アオが元気よく飛びながら、超振動波でクモの巣を切って突き進み、ミラーを吊るす糸を切った。

ミラーは落下してきた。落ちた瞬間に「ドン」と音がした。

俺はミラーに駆け寄り、ナイフで切ろうとするが切れない。


「なんて頑丈な糸だ」


俺は火銃を取り出して、ツマミを最弱にして引き金を引いた。


炎が噴出した。ミラーに向けるとすぐに燃え広がった。

そして燃える炎からミラーが飛び出した。


『あのクモめーー、よくも巻きやがったな』


あ!ミラーが怒った。


天井では、アオに斬られたクモが何度も何度も落ちてきた。


ツマミを元に戻して、天井に向かって撃った。

あっという間に燃え広がり、数百のクモがいる事が分かった



そんな中でアオが得意満々で暴れまわっていた。


広い空間の天井に、これでもかと飛び回っていた。

そのクモの巣は超振動波で簡単に切れた。

アオは、もう切って切ってクモも斬っていた。

もう誰も止められない。


地上に居るミラーは、たまに落ちて生きたクモを仕留めるしかない。

まだまだ怒りはおさまらい。

壁に剣を突き立てて、登りだした。



だから、俺も負けないぐらいに、火銃を撃っていた。

火弾はクモを燃やしながら、巣も燃やしている。


撃てばすぐに燃え広がって、クモは逃げ回るしかない。

めちゃくちゃ燃えるので、クモの糸は油系の糸かも知れない。


だから周りを燃やして、集まった所へ連射して仕留めた。



そして戦いは終わった。


折角、天井にたどり付いたミラーは、諦めて飛び降りた。




『こいつらは、油ポイ味だな。魔石もダメだな・・・』


アオはそんな事を言ってるが満足そうだ。



クモの魔石は、火が付いたら、中々消えないで燃え続ける特徴があった。

なんだよ、その特徴は・・・

そこでひらめいた。それなら金属を溶かす高炉にでも使えば便利そうだ。





クモを何度も倒して、とうとう扉にたどり着いた。


「よし、心の決意も決まった。扉を開けろ」


扉を押し開いた。


なんと巨大なクモと、1000は居るだろうクモがいた。

ゾワゾワとクモが動いた。


「ツマミを炎モードにして焼き払え」


全員に火銃を持たせた。

急いで作った火銃だが、少し狙いにズレがあるぐらいで火力は一緒だ。


向かって来たクモを、炎が焼き払い前に出てくる事ができない。


無数のクモも、炎の前では敵わない。

呆気なく燃やされていた。


ミラーにいたっては、左右の火銃でどうだどうだと燃やしている。




奥ではアオと巨大グモが戦っていた。

アオに向かって吐かれた糸も、粉々切り飛ばした。

襲ってきた足もスパンと斬った。


バランスを崩したが、巨大グモはなんとか持ちこたえた。

しかし1本が更に斬られた。


大きくバランスを崩した。腹ばい状態からもがきながら立ち上がった。


3本目、4本目と斬られた。

それは右側の足が完全に斬られた。もうう事も出来ない。



もうアオの狙いは、クモの目だ。その目に狙いを定めた。

8つあった目が、1つが斬られ更に2つと4つまで斬られて機能が低下した。

今度もジグザグに動いて、残りの1つの目も斬った。


完全に盲目状態だ。動きも止まった状態だ。

そして残りの足まで斬られた。


今度は体中を斬って斬って斬りまくった。

もう抵抗が出来ない状態でも、糸を吐き続けた。


ついに糸も吐かなくなって。

体が薄れて消えてしまった。


『なんで消えるんだ。まだ食ってないぞ』


「それは、アオが遊び過ぎたせいだ。食うチャンスはいくらでもあったはずだ」


『え!向こうも終わったの』


「ああ終わったぞ」


消えた跡には、魔石と帰還石とナイフがあった。


『主、この魔石はもらってもいいよね』


「好きにしろ」


このクモの魔石は、ステータスのDEXとAGIを上げる効果あった。

ゴブリンの魔石と同じだ。

前の倍々も続いているが、器用さと素早さの両方を兼ね備えているのだ。


ステータスの上がりいいのだ。

巨大なクモだから、10ポイントがもらえる。


そしてナイフは・・・


痺れナイフ


痺れ状態にするナイフ


後ろからカゲが覗き込んでいた。


「わかったよ。受取れ」


『主殿、感謝します』


大事そうに懐に仕舞った。




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