表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/104

ハクセン




白ドラゴンを作業場に取り出した。

その大きさは、ドランの頭1つ大きい感じだ。


黒騎士に魔道吸引ポンプで血を吸引させた。

なんとか集めた血は、微妙すぎる量だ。それは仕方ない事だ。

あんなに血が流れたら、なくなるわ。



「もう解体作業を始めてくれ」


代表の黒騎士のボンが『全員、解体作業を始めるぞ』と号令を発した。

この黒騎士は、魔の森の鉱山で発掘していたメンバーだ。

いつもあんな感じで作業をしているみたいで・・・少し感心してしまう。



解体を始めた黒騎士は、残り少なくなった肉を食らいながら解体作業している。

まともな肉がないから、解体作業をする黒騎士に「好きなだけ食っていい」と言ってしまった。

だから食うのがメインの解体だ。


もう食い漁った肉だ。使い物にならない肉だしいいかなと思った。


見ていてなんか作業効率がいいぞ。

食うのに時間が掛かると思っていたのに・・・全然違っていた。

普通の半分で解体作業は終わった。


『主さま、解体作業が完了しました。魔の森の鉱山へ戻って発掘作業に戻ります』


「頑張ったな、これはお礼だ。この魔石を吸収して戻っていいぞ。きっと気に入ると思うが・・・」


ゴブリンファイターの魔石を、30個を1つ1つ手渡した。

受取った瞬間に、吸収して光った。

俺が持っているゴブリンの魔石も、後10個になっていた。


『ありがとう御座います』


光った瞬間に、感謝の言葉を言ってきた。

やはり特別な魔石は、褒美ほうびの対象になるようだ。



そしてダンジョンの事を思い出していた。今はどうなっているのだろう。

あの6名も気になってきた。


『それでは帰ります』


「ああ頑張ってくれ」


総勢30人の黒騎士が、きびきびした動きで作業場から出ていった。

もう働き者の黒騎士に、頭が下がる思いだ。



向かっている鉱山は、大量の金が眠っている。

それに魔石に匹敵ひってきする宝石が発見された。

マナとマソが染み込んだ宝石だった。

長い時間を掛けて染み込んだのだろう。


その宝石は、とんでもない物が出来そうな気がする。

今は、やる事が一杯で後回しだ。




賑やかだった作業場が、急に寂しくなったな。


今回は、ウロコがどの部位のウロコか、部位ごとに分かけて置いている。


この白ドラゴンは、ウロコが必要だった。

ウロコ1枚1枚に、魔法陣が刻まれていた。

それらを使って、あの障壁を作り出していた。


あれとあのウロコがリンクして、あれに影響してる。


だから1枚のウロコも無駄にできない。


合金とスライムの魔石を、同時に錬金術を施してコーティングしてゆく。

微細になった2つの物が混じりあって、ウロコ1枚1枚にまとわりついている。


コーティングされた途端に、白いウロコが光沢のあるウロコへと変わってゆく。

そして全てのウロコのコーティングが終わった。



今度は土台の骨に、死霊術を施した。


もぎとらてた羽の骨が見事にくっ付いた。

そして寝そべった状態が立ち上がった。


俺の方に頭を下げてきた。


『主殿、我がハクセンがしもべになったからには、無敵と思って下だされ』


「ハクセンがお前の名なのか、バーヤン国で何故暴れまくっていた」


『以前に魔法国で暴れた時に、バーヤン国を知り遊びに来たのです』


「魔法国だと!そんな国があったのか・・・」


『あの国も面白き国でした。あの国で龍魔法を編み出す事ができたのが我が誇りに思っています』


なにやらとんでもない話になった。

魔法国か・・・興味がそそわれる国だ。


ああダメだ。余計ことを考えるな。

ハクセンを改造するのが先決だ。


大量の合金に錬金術を染み込ませた。

そのままの状態で変形させて、ハクセンに貼り付けた。


『主殿、これは何をしているのですか・・・』


「そのままジーとしていろ。命令だ」


そのままどんどん貼り付けた。

頭部にも、ドラゴンに相応しい形相の仮面を被せた。

爪には更なる強化された爪に、作り変えた。羽にも合金の膜をおおった強靭きょうじんな羽に変わった。


今度はウロコを1枚1枚貼り付けた。


完成した時には、白い姿はそのままだが光沢で輝いていた。


『なんと素晴らしいウロコだ。この爪も素晴らしい。主殿、このご恩は一生忘れずに感謝します』



ハクセン


HP450

MP300


STR26★  VIT26★

DEF26★  INT50★★

DEX26★  AGI26★


魔法

龍魔法



そして、オリハルコンを取り出した。

オリハルコンに錬金術で昇華しょうかさせて気体となったオリハルコンが、ハクセンを包み込んだ。


白かった姿が、黄金色をおびていた。

これで、魔法が強化されたはずだ。


ハクセンは雄叫びを発した。


『なんじゃこれはーー』


「どうだ、いい感じか」


『龍魔法が凄い事になりましたぞ』


「そうか、それはよかったな」


『少し空を飛んできても、いいでしょうか』


「仕方ないな。しかし暴れて来るなよ」


『承知しました。主殿』


約束を交わしたので、ハクセンは作業場を出て、飛んで行った。

その後、帝国内でドラゴンの目撃情報が頻発した。


帝国では、更なる軍備の増強が計られた。




もし面白ければ。

下の項目の☆☆☆☆☆でポイント応援して下さい。


良ければ5点、悪い1点でもお願いします。


気になる方は、ブックマークを付けて下さい。

書く為の応援をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ